ネパールでM7.3の地震

2015年5月12日 17時33分
 
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ネパールの東部で日本時間の12日午後4時5分ごろ、マグニチュード7.3の大きな地震があり、余震も続いていて、首都カトマンズでは先月の地震で亀裂が入っていた建物が崩れるなど新たな被害が出ているもようです。
          
アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の12日午後4時5分ごろネパール東部でマグニチュード7.3の地震がありました。震源は首都カトマンズから東に76キロ付近で、震源の深さは15キロと推定されています。

カトマンズにいるNHKの現地スタッフによりますと、大きな揺れが数十秒続いたということです。揺れの大きさは先月25日に起きた大地震のときほどではないものの大きな揺れに驚いた人たちが屋外に避難していて、現地からの情報によりますと、先月の地震で亀裂が入っていた建物が崩れるなど新たな被害が出ているもようです。

現地ではその後もマグニチュード6.3と5.6などの余震とみられる地震が相次いでいます。また、カトマンズから800キロほど離れた隣国インドの首都、ニューデリーの中心部でも揺れを感じ、大勢の人たちが会社の事務所などから屋外に避難しています。会社員の男性は「事務所にいたら2回、横揺れを感じた。2回目の揺れで怖くなって外に逃げ出した」と話していました。

先月の地震の最も大規模な余震か
気象庁によりますと今回の地震は、ネパールで先月25日にマグニチュード7.8の地震が起きて以降、最も規模の大きい余震だとみられるということです。

日本大使館「日本人被害の情報なし」
ネパールの首都カトマンズにある日本大使館によりますと、これまでのところ日本人がけがなどをしたという被害の情報は入っていないということで、引き続き確認を急いでいます。

日本大使館の職員は地震が起きた時の様子について、「数分程度の横揺れが続き、机の下に避難したが、棚から物が落ちるようなことはなかった。前回の地震で壊れた建物が被害を受けたという報告があり確認を急いでいる」と話していました。

参照元 : NHKニュース




ネパールでM7.3の地震、その後M6台の地震も(5/12)

2015年5月12日(火)16時40分配信

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間5月12日16:05頃、ネパールを震源とするM7.3の地震が発生しました。太平洋津波警報センター(PTWC)によると、この地震による津波のおそれはありません。
 
なお、その後、日本時間5月12日16:36頃にも、先程の地震と近い地域を震源とするM6.3の地震が発生しています。【5月12日17:30現在、レスキューナウまとめ】

【発生事象】(USGS)
<日本時間5月12日16:05頃発生の地震>
震源地:ネパール(北緯27.83度 東経86.07度)
近隣都市からの方角・距離:
ネパール・コダリの南東18km
ネパール・バネパの東北東59km
ネパール・Panaotiの東北東62km
ネパール・首都カトマンズの東北東76km
ネパール・パタンの東北東77km

発生日時(日本時間):5月12日16:05頃
震源の深さ:15.0km
地震の規模:M7.3(当初7.4)
津波:太平洋津波警報センター(PTWC)によると、この地震による津波のおそれはありません。

<日本時間5月12日16:36頃発生の地震>
震源地:ネパール(北緯27.61度 東経86.16度)
近隣都市からの方角・距離:
ネパール・ラメチャップの北北東33km
ネパール・バネパの東63km
ネパール・Panaotiの東64km
ネパール・首都カトマンズの東83km
ネパール・パタンの東84km

発生日時(日本時間):5月12日16:36頃
震源の深さ:15.0km
地震の規模:M6.3
津波:太平洋津波警報センター(PTWC)によると、この地震による津波のおそれはありません。

■基礎データ
ネパール連邦民主共和国
人口:2649万人
首都:カトマンズ
在留邦人数:1011人(外務省発表)

参照元 : レスキューナウニュース


ネパールでM7.4の地震

ネパールの首都カトマンズが強力な地震に見舞われた。少なくとも8046人が死亡し、17,800以上の人が負傷した。エベレストのベースキャンプ近くで打たれ、約12マイル(19キロ)の浅い深さで測定した 。 震源地は、約40マイル西ナムチェ・バザール、中国の近くの遠隔地でした。

Nepal has been hit by another powerful earthquake, shaking buildings in the capital Kathmandu.

It comes weeks after the country was devastated by a
7.8-magnitude earthquake, which killed at least 8,046 people and injured
more than 17,800.

The US Geological Survey has upgraded the latest quake from 7.1 to 7.4 magnitude.

It struck near the base camp for Everest, and was measured at a shallow depth of about 12 miles (19 km)

The epicentre was around 40 miles west of Namche Bazar, a remote area near the China border.

Nepal Hit By 7.4 Magnitude Earthquake




恐怖まざまざ「もう駄目」=復興機運くじく―ネパール

2015年5月12日(火)21時56分配信

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【ニューデリー時事】8000人以上の死者を出した大地震から18日目、復興に向けて機運が高まりつつあった中、ネパールは再び強い余震に襲われた。「この国はもう駄目かもしれない」。首都カトマンズ在住の主婦シタ・ブダトキさん(60)は声を震わせた。

ネパールでは、海外からのボランティアや住民が、各地で倒壊した建物のがれきを片付け始めたところだった。「『悲しみを乗り越え、もう一度生活を立て直そう』と家族や友人と話し合っていた」とブダトキさん。

そして再び襲った強い地震。4月25日の大地震では一部が損壊しただけで残った建物も倒壊。恐怖の記憶を呼び起こされた住民らはパニックに陥り、われ先に建物から走りだした。

再び逃げ惑う人々の悲鳴と白煙に包まれた首都。「ようやく立ち直ろうと頑張り始めたのに、これでまたテント生活だ。この国はどんどん貧しくなる」とブダトキさんは途方に暮れた。

市内で飲食店を経営するウスタブ・コイララさん(30)は3日前に店を再開したばかりだった。「次はいつ地震が来るのか不安で、もう店には戻れない。家族と地元の村に帰るしかない」と深いため息をついている。

参照元 : 時事通信

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