有毒ガス漏れ、13人死亡 韓国LG系工場、再開準備中か―インド

2020年05月07日17時15分


2020-05-09_110612

インド東部ビシャカパトナムにある韓国LG系の「LGポリマーズ・インディア」の化学工場で7日未明、有毒ガスが漏れ、地元民放NDTVによると子供を含む13人が死亡、200人超が病院に搬送された。1000人超がガスの影響を受けた可能性があるといい、犠牲者は増える恐れがある。

複数の地元メディアによれば、工場は、インド政府が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため3月末に開始した全土封鎖の影響で操業を停止。ヒンドゥスタン・タイムズ紙(電子版)は「40日以上の閉鎖を経て、7日から操業再開の準備をしていた」と報じた。当局が事故との関連を調べている。

事故は、7日午前2時半(日本時間同6時)ごろ発生。ガスの影響は、工場から半径3キロの範囲に及んだと報じられている。

地元当局は「マスクなどで鼻と口を覆い、速やかに現場から離れるよう」ツイッターで住民に呼び掛けた。NDTVは、立っていた女性が膝から崩れ落ちそうになり、周辺の住民に支えられる姿を放映。「住民は、目が焼けるような感覚と呼吸困難を訴えた」という当局者の話を伝えた。

参照元 : 時事通信







みんなのFXは、初めてのFXを徹底的にサポート。今なら口座開設で最大50,000円キャッシュバック実施中! - 口座開設