御嶽山は「水蒸気噴火」 今後も噴石などに警戒を

2014/09/28 20:54

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気象庁は、御嶽山の噴火について「水蒸気噴火」だったとする見解を示しました。

(社会部・郭晃彰記者報告)
気象庁が噴火で出た火山灰を調べたところ、新鮮なマグマを含んだ物質が見つからなかったことから、今回の噴火はマグマが直接噴き出すような「マグマ噴火」ではなく、「水蒸気噴火」だとの判断を示しました。しかし、今後、しばらくは同じ規模の噴火が起きる恐れが高いとして、引き続き注意を呼び掛けています。

気象庁・北川貞之地震火山部火山課長:「今後も同程度の噴火が発生し、火砕流を伴う可能性があります。噴火に伴い、飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください」

また、噴火の瞬間には、岩石などを含んだ低温の火砕流が発生していたほか、大きな噴石が火口から約1km先まで飛び散っていたことが確認されました。また、噴煙は高度1万m以上にまで達していたということです。また、今後、大規模な噴火につながる見通しについて、気象庁は、マグマが上昇しているなどの事実はなく、現時点では兆候はみられないとした一方で、数カ月後にマグマ噴火が起こる可能性は否定できないなどとして、明確な見通しは示しませんでした。

参照元:テレ朝ニュース




御嶽山噴火 32人重傷、7人意識不明

2014年9月28日(日)0時31分配信

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27日正午前、岐阜県と長野県境にある御嶽山が噴火し、32人が重傷、7人が意識不明となっている。

気象庁によると、御嶽山は27日午前11時53分頃に噴火して、噴煙は火口から3キロ以上のところまで流れ下った。県のまとめでは、7人が行方不明のほか32人が重傷で、そのうち7人が意識不明。

現在も長野県側の山荘や登山道に取り残された人が40人以上いるという。一方、岐阜県側でも登山者と管理人31人が山小屋で取り残されている。警察は、28日の日の出とともに御嶽山の3つの登山口から救助に向かう予定。

長野・木曽町と長野・王滝村には避難所が3か所設けられて、現在47人が避難している。

避難した人「雷みたいな音がして、煙が来て、灰が飛んできた。辺りも何も見えなくなって、石が降ってきた」

搬送先の拠点となっている木曽町の木曽病院には、これまで女性8人、男性22人が運ばれている。御嶽山からの距離が離れているため搬送が遅れていて、今後さらにケガ人が運ばれてくるとみられている。

参照元 : 日本テレビ系(NNN)




御嶽山噴火 山頂付近などで31人が心肺停止…

2014/09/28 17:56

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御嶽山の噴火により、これまでに山頂付近などで心肺停止になっている人が31人確認されました。

自衛隊や警察は28日正午前から、火山灰が積もった御嶽山で救助活動を本格化させました。灰が50cm以上積もっている場所もあったということです。警察によりますと、山頂付近などで31人が心肺停止の状態で倒れているのが確認されたということです。

全身が灰に埋まっていた人もいて、このうち4人を搬送しています。28日の捜索は、火山性ガスが発生したため、午後2時に打ち切られました。長野県によりますと、現在も安否不明の人がいて、王滝村役場などには連絡が取れない登山者の家族が訪れています。また、長野県側で30人、岐阜県側で10人が重軽傷です。

参照元 : テレ朝ニュース




ヘリで登山客ら救助 山小屋での当時の様子は

2014/09/28 17:47
 
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御嶽山の山頂近くにある山小屋に登山客らが避難した時の様子が徐々に分かってきました。長野県木曽町から報告です。

(社会部・小清水克記者報告)
木曽町の私がいる場所から先には消防や自衛隊の待機場所があり、一般車両は入ることができません。さらにその先に、救助隊が使った火口から東側の登山口、黒沢口があります。また、ここからは28日にヘリコプターなどで救出作業が行われたいくつかの山小屋が見えます。28日午後、ヘリコプターで救出された山小屋の従業員の男性が当時の状況を話してくれました。

ヘリコプターで救助された山小屋の従業員:「しばらく真っ暗になりました。部屋の中も真っ暗、外も真っ暗」「(Q.上空から見た様子は?)廃虚って感じだね。いつ復活するか、何年先になるか分からない」

男性によりますと、噴火の直後には30人以上が山小屋に避難してきて、なかにはけがをしている人が多く、一緒に登山に訪れたメンバーがいなくなったという人もいたということです。また、木曽町の中心部では、消防車がサイレンを鳴らして走っていたり、町の小学校を自衛隊員が宿泊場所として使っていたり、緊急車両が頻繁に行き来しています。

参照元 : テレ朝ニュース




山頂付近で心肺停止31人 有毒ガス発生…捜索中止に

2014/09/28 17:30

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長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火により、これまでに山頂付近などで心肺停止になっている人が31人確認されました。 自衛隊や警察は、28日正午前から、火山灰が積もった御嶽山で救助活動を本格化させました。

警察によりますと、山頂付近で31人が心肺停止の状態で倒れているのが確認されたということです。全身が灰に埋まっていた人もいて、このうち4人を搬送しています。28日の捜索は、火山性ガスが発生したため、午後2時に打ち切られました。現在も安否不明の人がいて、王滝村役場などには連絡が取れない登山者の家族が訪れています。

参照元 : テレ朝ニュース