貨物船衝突、当直責任者を業務上過失致死などの疑いで逮捕

2013年9月30日00:59

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伊豆大島沖で貨物船同士が衝突した事故で、注意義務を怠ったとして海上保安部は、外国船籍の貨物船の中国人乗組員の男を逮捕しました。

業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで逮捕されたのは、外国船籍の貨物船「JIA HUI(ジィア・フィ)」で、事故当時、当直責任者だった夏紅波(シア・ホンポ)容疑者(35)です。

海上保安部によりますと、夏容疑者は9月27日未明、伊豆大島沖で「JIA HUI(ジィア・フィ)」の操船を指揮していて、衝突を避けるための注意義務を怠ったことにより「第十八栄福丸」と衝突し転覆させ、「第十八栄福丸」の乗組員5人を死亡させた疑いが持たれています。

調べに対し夏容疑者は、「衝突したことは間違いない」などと供述し、操船ミスがあったことも含め容疑を認めているということです。海上保安部は、事故に至った詳しい経緯について夏容疑者を追及する方針です。




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