牛に次ぎ…豚の生食も禁止に 加熱しないと刑事罰も

2015/05/27 11:54
 
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豚の生レバーや生肉の提供が来月中旬から禁止されることが正式に決まりました。飲食店には加熱が義務付けられ、違反した場合は刑事罰も科されます。

厚生労働省は、食中毒を防ぐために食品衛生法の規格基準を改正し、来月中旬から豚の生レバーなどの提供を禁止することを決めました。飲食店が豚肉を提供する際には中心部を63度で30分以上加熱するか、同じ程度の加熱殺菌が義務付けられ、違反をすれば2年以下の懲役か200万円以下の罰金が科されます。

厚労省は、規制の理由について「豚の肉や内臓にはE型肝炎ウイルスが含まれていることがあり、感染のリスクがあるため」としています。2012年に牛の生レバーなどの提供が禁止されてから、代わりに豚を提供する飲食店が増えていたということです。

参照元 : テレ朝ニュース