京都の花火大会で爆発、19人重傷・5人重体
2013年8月16日 05:41
15日夜、京都府福知山市の花火大会の会場で爆発がありました。60人近くが病院に運ばれ19人が重傷、5人が重体だということです。
爆発直後に撮影された映像です。露店が黒煙を上げて激しく燃えています。さらに爆発が起き、炎は隣の露店にも燃え広がります。
「突然ドーンという音と共に火柱が上がった」(男性)
「(爆発の)1回目は花火のような『ドーン』という音。2回目は小さめのはじけるような『パーン』という音」(女性)
15日夜7時半頃、福知山市の由良川の河川敷で花火大会が始まる直前、露店で爆発が起きました。この爆発で、合わせて3軒の露店が炎上し、近くにいた3歳から85歳までの59人が病院に運ばれました。うち19人は全身にやけどを負うなど重傷で、5人は意識がないなど重体だということです。
「熱風もそうだし。体が火だるまの人もいて」(現場にいた人)
「抱きかかえて救助している人がいた。(Q.どんな様子?)ぐったりとしていた」(現場にいた人)
この花火大会には毎年10万人以上訪れていて、当時、現場には多くの見物客がいましたが、爆発で花火大会は中止となりました。警察は業務上過失傷害の疑いで、16日午前9時半から実況見分を行い、爆発の詳しい原因を調べる方針です。
ソース : TBSニュース
花火大会で露店爆発、警察が実況見分
2013年8月16日 11:32
15日夜、京都府福知山市の花火大会で59人が重軽傷を負った爆発事故で、警察は爆発の原因を調べるため、16日朝から実況見分を行っています。実況見分は午前9時半から始まり、警察と消防が合同で火元とみられる露店を中心に調べています。
爆発が起きたのは15日午後7時半ごろ。露店は黒煙を上げて激しく燃え、炎は隣の露店にも燃え広がりました。
「(音がして)『花火が上がるな』と言っていたら、もう火の海」(現場にいた人)
爆発前の15日午後6時半ごろの花火会場の様子です。河川敷には家族連れなど多くの見物客が腰を下ろし、花火が始まるのを待ちわびている様子がうかがえます。この1時間後、露店で爆発があり、周囲にいた59人が病院に搬送、10歳の男の子が全身にやけどをするなど5人が重体だということです。
「熱風もそうだし、体が火だるまの人もいた」(現場にいた人)
当時、爆発した露店では、男性がガソリンの入った携行缶を持っていて、そこから出火する様子が目撃されていました。
「シューっと音がして振り返ると、ガソリンの携行缶を持っていた男性が(携行缶の)口を押さえようとしていたが、止まらなくて、ガスが屋台の方に向いた瞬間に火が上がった」(現場にいた人)
露店の男性は現在、病院で治療中だということです。警察は業務上過失傷害の疑いで調べを進める方針です。