小城市連続放火事件で被告に懲役4年求刑

2014年06月10日 20時12分
 
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小城市を中心とする連続放火事件で、非現住建造物等放火などの罪に問われた元消防団員原一弘被告(46)=同市小城町晴気=の論告求刑公判が10日、佐賀地裁(杉田友宏裁判長)で開かれ、検察側は懲役4年を求刑し結審した。判決は7月17日。

検察側は、動機がパチンコに負けた腹いせで、「住民に恐怖を与え、被害者は弁償もされず泣き寝入りになっている」と指摘した。

弁護側は最終弁論で、急激な環境変化に対応できずストレスを抱える被告の性格から「経験のない母親の入院で孤独感に耐えられず、心神耗弱状態だった」として、刑の減軽を求めた。

原被告は昨年9月22日夜から翌23日未明にかけ、小城市や佐賀市のビニールハウス2棟と農機具小屋に放火するなど4件の放火事件などで起訴されている。

参照元 :
佐賀新聞