福島の避難指示区域 5年間で1500件超空き巣被害

2016/03/11 00:05
 
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立ち入り制限が続く福島県の避難指示区域では、5年間で空き巣の被害が1500件以上に上ることが分かりました。

警察庁によりますと、岩手、宮城、福島の3県の犯罪件数は、震災前に比べると3割ほど減少しています。一方で、立ち入り制限が続く福島の避難指示区域では、空き巣の被害がこの5年間で合わせて1500件に上ることが分かりました。震災が起きた2011年が約600件と最も多く、その後も毎年、200件程度発生しています。震災前は年間18件で、10倍以上の数になります。警察庁はパトロールや不明者の捜索のために、これまでに全国から延べ72万人の警察官を福島県に派遣しています。

震災後に福島県警へ派遣、神奈川県警・鈴木健太郎警部補:「一時帰宅の際に、隣の家に入って盗みを働いてしまったという人もいた。自分も苦しいので、他人のところから盗んでしまうという事件も何件かあった。(自分の)地元の福島なので、何か力になりたいと思った。『心はひとつ』という合言葉で福島では活動した。この空の下には我々がいる、皆がいると、精一杯、頑張ってほしい」

参照元 : テレ朝ニュース



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