走行距離1600kmの空気アルミニウム電池自動車が登場!
2014年07月26日 07時45分
アルミニウム及び関連製品メーカーのAlcoa(アルコア)とイスラエルに拠点を置くPhinergy(フィナジー)は最近、モントリオールで電気自動車を対象に走行実験を実施した。上記の2社が共同で開発した空気アルミニウム電池を搭載したので、同車の走行距離は994マイル(約1600km)に達した。
走行距離が短い(通常150−200km)のは純電動車の幅広い応用を阻む最大のハードルとなった。伝統的な燃料車に代わるため、多くの企業や機関は積極的に真新しい電池材料を開発しつつあり、特に金属空気電池だ。
空気アルミニウム電池は1つの発展方向であり、1600kmの走行距離はほかの電池自動車を超えた。
フィナジーによると、こういうバッテリーパックの重さは約100kgで、50個の電池を内蔵。1個の空気アルミニウム電池で自動車は約20マイル(32キロメートル)走ることができる。
この電池の寿命は20−30年とリチウムイオン電池の5年を遥かに超えている。
(翻訳 劉英)
参照元 : 新華ニュース