科学者「2016年6月〜8月の間に急激なポールシフトが発生→70%の生物死ぬ」

2016.01.05

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以前から囁かれていたポールシフトがついに起きるのかもしれない。方位磁石が「N極は北」「S極は南」の方角を示すのは“地球が大きな磁場を持っているため”というのはご存知であろう。しかしこの磁場が反転するかもしれない、というのだ。「ポールシフト」と呼ばれるこの現象、はたして本当に起きるのだろうか? また、もしポールシフトが起きた場合、人類にはどのような影響を及ぼすのだろうか?

■そろそろ起きる? ポールシフトとは?

“北と南が反転する”とはなんとも信じがたい話ではあるが、これまでの研究から360万年に11回もN極とS極が反転する「ポールシフト」が起こっていたことが判明している。ポールシフトとは、地磁気の反転のことであるが、地質学者らによると直近のポールシフトは77万年前、石器時代であったと想定されており、この時代は現代とは逆で“N極が南でS極が北”を向いていたというのだ。また、計算上33万年に1度はポールシフトが起きていたことになるのだが、前回のそれからすでに44万年の時が経過しており、代々研究者らは固唾を呑んで見守ってきたという。

しかし、ここにきて「そろそろ起きるかも」と囁かれ続けてきたポールシフトが、どうやら科学的にも現実味を帯びてきたというのだ。

■ポールシフトの前兆? 磁場の急激な弱まり


英「Express」紙は“米国の宇宙機関は、地球がポールシフトに向かっていることを確信している”と報じており、地球の磁場が過去160年もの間で大きく衰えていることが科学的にも確認されているというのである。

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地球物理学研究所でポールシフトを専門的に研究しているジャン=ピエール・バレ博士は、「地磁気反転が発生する時に現れる、最も劇的な変化は全電界強度の非常に大きな減少である」と語っており、現在の地磁気の大きな衰えは、今後地球が大きな地磁気反転(ポールシフト)に向かっていることを意味するかもしれない、と主張しているのだ。

他にもドイツのニーメック地磁気観測所の科学者モニカ・コルテ博士は「ポールシフトは突如発生するものではなく、ゆっくりと、徐々に起きる。その間、地球の磁場は弱く複雑になり、しばらくは2つ以上の極を示すようになりますが、しばらくしたのち強く反対方向に引っ張られるかたちでポールシフトが終了する」と語っている。

ではこの『磁場』が弱くなると地球はどのような状態になるのだろうか――。

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■太陽からの放射線をもろに浴びる?

まずポールシフトが起きる前兆として地磁気(地球の磁場)が急激に弱まるということだが、この磁場が弱まると地球は最大で200年もの間、太陽放射にダイレクトにさらされる危険がある、とNASA(米国航空宇宙局)の科学者が警鐘を鳴らしている。この強力な太陽光放射により人類は皮膚ガンを発症、世界中の電子機器がダウンする。もちろん人工衛星や飛行機などの無線システムにも多大なる影響が出るということだ。

また前述した主張を裏付けるようにNASAの火星探査計画「MAVEN(メイブン)」の主要計画者であるコロラド大学ボルダー校ブルース・ジャコスキー博士も、「ポールシフトが発生する際、太陽からの放射線を防御する地球の磁場は非常に弱くなり、地球は危険な放射線に無防備にさらされることになる」と語っている。

ジャコスキー博士率いる同校・宇宙大気物理研究室では、昨年メイブンの観測結果から“火星ははるか昔、水が液体となって存在できる気温と、厚い大気が存在していた”と発表し、世界中の注目を集めたが、その後の研究の結果、博士は「火星は太陽系の始まり以来、数十億年もの間、激しい太陽風を浴び続けてきたことが水と大気を失った原因である」との研究結果を発表、火星がなぜ99%もの水や大気を失い、現在のような姿になってしまったのか原因を明らかにする歴史的な発表につながったのだ。

また博士はポールシフトについても「地球にポールシフトが発生した場合、その後約200年は地球も数十億年前の火星と同様に磁場を持たない状態になる」と語っており、地球は火星が壊滅的な被害にあったように太陽の放射線を直接浴びる危険性を示唆している。

しかし、怖がることはない。博士はたった200年では大気が完全に消滅するには至らず、生命体の滅亡にまではいかないだろう、とも語っているのだ。

またNASAの火星計画主任研究員であるマイケル・マイヤー博士は、「火星は現代よりもはるかに活発で、強力な太陽の放射線にさらされていた」と語っており、「その強力な太陽放射線に数十億年という長い歳月をかけてさらされてきたが、いまだ1%の大気は残っている」と火星がさらされてきた太陽放射線と地球のそれとでは比べ物にならないとしている。

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■地磁気が弱まると人類は暴徒化する!? 人類への影響は?

しかしながら、地磁気という大きなバリアを失った状態が200年も続けば、地上では驚くほど美しいオーロラが出現する一方で、人類への影響はありえるだろうと懸念する声もあるのが現実なようだ。地磁気は有害な紫外線を防御する最初の層であり、たとえその層が薄くなったとしても皮膚ガンなどの危険から我々を守ってくれていることを忘れてはいけない、と先述した科学者は警鐘を鳴らしている。

また、磁気がない、または磁気がかなり減少した場合でも、世界規模での通信機器や、電源回路にも膨大な影響を与えるという。さらにこれらの環境は、火事や路上での暴動など、まるで世紀末を描いたアニメのような荒廃した世界を懸念する科学者も一部いるようだ。

また壊滅論を支持する人々らは、「極が北から南へ移動するという大規模な地磁気の移動がそれくらいで済むはずがない」とし、ポールシフトという大幅な地磁気の移動が非常に強いトリガーとなり、大陸が移動、それに伴い世界中で大地震が発生し、急激な気候の変動が生じるだろうとしている。世界、いや地球はポールシフトという現象により壊滅的な被害を受ける、と主張しているのだ。

しかしながらこの壊滅論者たちに真っ向から反論するのが、英国地質調査所の地磁気学主任アラン・トンプソン博士である。博士は「化石や他の記録を見ても地球規模の大陸の移動や、大災害は起きていない」と主張、これまでの研究結果から地球の歴史の中で何度も起きている現象であると結論付けており、ポールシフトが人類の存続にまで大きな影響を与えるとは考えにくいと語っている。他にも前述したドイツの地磁気観測所のコルテ博士にいたっては地磁気が反転したとしても、我々はその変化にさえ気付かないだろう、とまで語っているのだ。

ただ残念ながらポールシフトがどのような原理で発生しているのか、研究と解明を試みている最中であり、明確な答えがないのが現状である。ロチェスター大学地球物理学のタージュノ教授は「はっきりといえるのは、地球はポールシフトに向かって進行しているということ、そしてこの160年間で驚くべき速度で急速に磁場が減少していることである」と語っており、その時期がそろそろ近いことを示唆しているのだ。

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■今年2016年が鍵? NASA元職員の証言

これまでも数多くの科学者たちがポールシフトについてそれぞれの主張をしてきたが、ここにきてNASAの元職員の科学者、サル・コンティ博士が2016年6月から8月の間にポールシフトが起きる、と緊急メッセージをYouTubeで公開している。

博士が言うには、2016年6月14日から2016年8月19日の2カ月間で非常に急激なポールシフトが発生するという。現在まですでにゆっくりとポールシフトは進行しており、この6月から8月の2カ月間で急激に磁極の入れ替えが終了、ポールシフトが完了するというのだ。



博士はポールシフトが起きると、地球の磁場の影響で多数の生物が莫大な放射線の影響を受けるという。その生存率たるやおよそ30%である。なんと厳しい環境下であろうか。しかも生存した30%にはさらに過酷な環境が待ち受けている。何とか生き残った生存者らにも放射線の影響が身体的、生理的にも深刻に現れ、遺伝子レベルにまで深く影響が及ぶということだ。またその影響はその後の人類の存続さえも危うくなるという。

もちろん米政府はこの件を承知であり、NASAなどの主要施設はすでに二次的被害を受けにくいエリアに移動したということだ。しかしながら、ポールシフトによって受ける影響があまりにも多大なため、人々のパニックを恐れ、この事実を秘密にしているそうだ。サル・コンティ博士は、ポールシフトによって地球がどれだけ影響を受けるか警告を発するため内容を公開したというが、一部懐疑的な意見もあるのが現状であり、参考程度に留めておくのがよさそうである。

しかし筆者の所論では、2016年とはいわず、もうすでにポールシフトは始まっているのではないかと感じている。人間の目に見えない“磁場”の影響は、直ちに人間に影響が出るとはいえないだろう。だがしかし、鯨やイルカ、渡り鳥など多くの野生生物には何らかの影響があるのではなかろうか。事実これまでにも多数の鯨やイルカが海岸に打ち上げられており、磁場を頼りにしていた生き物らへの何らかの影響が現れているのではなかろうか。新しい2016年という年が、平穏で健やかな一年であることを祈らずにはいられない。

(文=遠野そら)

参考:「Express」、「Before It's News」ほか

参照元 : TOCANA


地球の磁極が反転する「ポールシフト」が迫っている可能性。地球への影響は?(NASA)

2016年01月09日

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地球磁場が急激に弱まっているという。このままいけば予想よりも大幅に早く地球の磁極が反転し、コンパスが南を指すようになる「ポールシフト(地磁気逆転)」が起きる可能性がでてきた。これにより地球内生命体は何らかの被害を受ける可能性があることをNASAが警告したそうだ。

地球は地磁気を持っており、その強さは常に変動しながら数百万〜1千万年の周期でN極とS極が反転するポールシフトが起きている。気候学者によると、ネアンデルタール人絶滅の引き金になったのも、このポールシフトの影響によるものだという。

NASAが推進する火星探査計画MAVENの主要計画者であるブルース・ジャコスキー氏は、ポールシフトが起きた場合、太陽から発せられる有害な放射線を防ぐ地磁気がおよそ200年の間消えてしまうと説明する。

有害な太陽風にさらされ大気がはぎ取られる

これは火星の大気の99%と原始的な生命が存在したかもしれない海が失われた原因を説明するにあたって発表された。太陽系の開闢(かいびゃく)以来、数10億年に渡り、火星は太陽風にさらされ、その大気が剥ぎ取られてしまったのだという。

ポールシフトが起きる前兆として地磁気が急激に弱まってくる。地磁気が弱まれば、太古に火星で起きたように、地球の大気もまた太陽風によって剥ぎ取られてしまうことが予測される。ただし、幸いというべきか、200年間で生命の維持に不可欠な大気が完全に消えることはないそうだ。

同じく火星ミッションに関わるマイケル・マイヤー氏は、原始の太陽は現在よりもはるかに強力であったにもかかわらず、火星の大気を吹き飛ばすまでに数10億年かかっており、それでも1%は残されていると付け加えた。

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地球の地磁気が消失する200年間で人類に甚大なる被害が?

だが太陽風から地球を守る地磁気が消失する200年間は人類に影響が出る。地磁気は有害な紫外線を防いでおり、わずかでも薄くなれば皮膚ガンのリスクが増大するほど、人類にとっては欠かせないものだ。また通信システムや電力網の機能不全、あるいは火災といった被害を及ぼす可能性もある。

最も最悪のケースとしては、ポールシフトによって大陸が移動するため、巨大地震や急激な気候変動を誘発し、世界規模の絶滅や荒廃が起きるとも懸念されている。

地理学者によれば、地球誕生以来ポールシフトは何度も発生したそうで、78万年前の石器時代にも確認されている。

だがイギリス地質調査所のアラン・トンプソン氏は、化石など地質学的な手がかりからは、前回のポールシフトによって惑星規模の災害が発生したという証拠は得られていないと説明する。

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ポールシフトが起きる前兆

地震は別にしても、おそらくは1,000年以内にポールシフトが発生するという学説は存在する。過去160年間で地磁気が大幅に弱まっている事実は確認されており、これが次のポールシフトの前兆である可能性が指摘されている。

ポールシフトの原因は、地球の液状の外核に含まれ、あたかも小さな磁石のように機能する鉄原子の集まりが反対側に入れ替わることであるとされる。入れ替わった原子が逆側にある鉄に影響するようになった結果、地磁気が反転するのだ。

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そこまで影響を受けることはないという説も

ドイツ、ニーメック地磁気観測所のモニカ・コルテ女史によれば、しかしこれは突然の変化ではなく、非常にゆっくりとしたプロセスなのだという。この間、磁力が弱まり、かつおそらくは非常に複雑な様子を見せる。しばらくの間、極の数が増える可能性もあるという。そして徐々に磁力を取り戻し、地磁気が反転する。

人類が最大のリスクにさらされるのは、地磁気が最小になったときだが、少なくともポールシフトと種の絶滅との関連性については、必ずしも支持されていない。地磁気が弱いときでも、地球表面は大気によって放射線から守られているからだ。

現在、私たちが地磁気を見ることも、感じることもないように、ポールシフトの影響はほとんど感じられない可能性が高い、とコルテ女史は説明している。

via:NASA: Earth’s magnetic poles are ‘switching’ with catastrophic consequences for humanitynexusilluminati・translated hiroching / edited by parumo

参照元 : カラパイア 不思議と謎の大冒険




ポールシフト

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ポールシフト (pole shift) とは、惑星など天体の自転に伴う極(自転軸や磁極など)が、何らかの要因で現在の位置から移動すること。軸を固定したまま南北の磁性のみが反転する現象については地磁気逆転と呼び区別する。

現在では極端な移動こそはないものの、中心核の磁性変動で磁北が1年に約64キロというスピードで東へ向かって移動しているとする研究結果が発表されている。

自転軸に関しても、2004年12月26日に発生したマグニチュード9.3のスマトラ島沖地震では、最大で約2cm程度移動した(広義の"ポールシフト"、極運動が発生した)可能性があるとする予測がある。

地球科学の分野におけるポールシフト

自転軸のポールシフト
月を生成した原因と考えられるジャイアント・インパクト仮説では、原始地球に火星大の原始惑星が衝突したことによって現在の地球と月の組成が成立した他、地球の公転面に対する自転軸の傾斜角(約23.4度)もこの際に確定したとされる。

また天王星は黄道面に対する自転軸の傾き(赤道傾斜角)が97.9°、冥王星は122.5°もあり、ほぼ横倒しの状態になっている。また、金星は178°傾いており、ほぼ逆方向に回転をしている。その原因については不明だが、有力な説では、数十億年前の微惑星や原始惑星の衝突によりポールシフトが起こったのではないかと考えられている。

地磁気のポールシフト
地磁気の磁極は、頻繁に変化していることが観測されている[3]。また、海洋プレートに記録された古地磁気の研究(古地磁気学)によって、数万年〜数十万年の頻度でN極とS極が反転していることも知られている。この変化は永年変化と呼ばれているが、その原因についてはいまだ明確な説は存在していない。

オカルト・疑似科学におけるポールシフト

一般的に用いられる「ポールシフト」の多くは、もっぱら疑似科学やオカルトの世界で用いられるタームであり、特に(磁極の移動ではなく)自転軸の移動を意味する文脈で使われることが多いとされる。さらに、自転軸上の北極と南極が(何らかの要因で、短時間のうちに)反転する意味で使われることもある。

どのような形にしろ、オカルト論者などが主張するような自転軸の北極・南極が瞬間的ないし短時間で入れ替わるようなポールシフトが地球上で発生したと仮定した場合、発生する急激な加速度に耐えられる高等生物はまず存在しないことが容易に想像でき、その後に引き起こされる気候変動・地殻変動などのために壊滅的な被害が発生することが予測される。

さらに、地球の自転軸を瞬間ないし短時間で移動・反転させるほどのポールシフトを発生させるには膨大なエネルギーが必要であり、彼らが主張するような「致命的なポールシフト」が地球外からの質量の衝突などによって発生した場合には、ポールシフト以前に人類はおろか地球上の生物は全て絶滅する可能性が高い。

原始地球に火星大の原始惑星が衝突することによって発生し月を生成したとするジャイアントインパクト仮説ですら、火星ほどの質量が衝突して地球と月を「再構成するに等しい破局」をもたらした上で、現在の地球の公転面に対して地軸を23.5度傾斜させるに留まっている。

回転軸が変わるポールシフト
初期のポールシフト理論は、1958年のチャールズ・ハップグッドの著書The Earth's Shifting Crust と1970年のPath of the Pole により広まった。ハップグッドは、片方、または両方の極に氷が集まりすぎると、地球の回転バランスが不安定になり、コア周囲の外皮のほとんど、またはその全てが滑り、その結果回転軸が変化してバランスが保たれるのではないかと予測した。

この、1万2千年から2万年ごとに発生するポールシフトの結果、激しい気候変動が地球の大半に発生し、赤道地域は温帯に、そして温帯だった地域は赤道や極になるとしている。

極の氷以外の理論としては、以下のようなものがある。

・高速な小惑星や彗星との、岩石圏がマントルから独立して動くような角度での衝突。

・地球近傍を磁力を持った天体が通過し、一時的に磁場を再設定する。岩石圏が引きずられ新しい回転軸が生まれる。


ただし、現在の自然科学の世界では、大規模な(自転軸の)ポールシフトが頻繁に発生していたという考えはいずれも認められておらず、疑似科学やオカルト的妄言などとして扱われているのが現状である。

ポールシフトを基にした主張

ポールシフトが頻繁に発生していたという仮説を元に、次のような主張がされている。

神々の指紋』グラハム・ハンコック) かつて南極は温帯にあり、そこがアトランティスだったと主張している。

衝突する宇宙』(イマニュエル・ヴェリコフスキー) イザヤ書に記された奇蹟「太陽の逆行」はポールシフトによるものだと主張している。

地磁気ポールシフト否定説
一部の学者は、地磁気の反転が起こるのではなく、地軸のポールシフトが起こるため反転してみえるのだと主張している。

ポールシフトの予測
エドガー・ケイシーは2001年までにポールシフトが発生すると予言したと言われている。飛鳥昭雄や五島勉らの著作でもポールシフトへの言及がある。ただし、いずれの説も自然科学の必要条件を満たしておらず、自然科学から逸脱した、疑似科学やオカルトに過ぎない。

ポールシフトが登場するフィクション

ポールシフトは、いくつかのSF(空想科学小説)などの題材として用いられている。

揺籃の星』(ジェイムズ・P・ホーガン
ヴェリコフスキー説を肴にした破滅SF。巨大彗星の接近によってスーパープルームが噴出してプレートが急速に成長し、同時に彗星と地球の磁場の相互作用によって短時間に地磁気の反転が繰り返されてその痕跡がプレートに刻み付けられる。

七都市物語』(田中芳樹
「大転倒」で地球は壊滅。生存者は月に設立された汎人類世界政府によって7つの都市国家に再編される。

異形特務空母〈那由多〉』(吉田親司
ツングースカに落下した「大怪球」がポールシフトの引き金を引き、アメリカとソ連が崩壊する。

轟拳ヤマト』(飯島祐輔
ロシアの大地を永久凍土から解放するために、ポールシフトを人工的に引き起こそうという計画。スターリンが計画した「ガリレオ計画」に基き戦争を引き起こす。

未来少年コナン
核兵器よりも強力な超磁力兵器によって地軸が捻じ曲げられた、大地殻変動後の世界を描く。

タイドライン・ブルー
「ハンマー・オブ・エデン」と呼ばれる天変地異が起こり、地表の90%が海に没し人類の大半が死滅した。

トップをねらえ!
作中、太陽系外縁部で人工ブラックホールが超重力崩壊を起こした影響で地軸が歪み、日本は温帯から熱帯に。

新世紀エヴァンゲリオン
「セカンドインパクト」と呼ばれる南極での大爆発により地軸の変動が発生し、日本は常夏となる。

バトルアスリーテス 大運動会
地球人とのスポーツ勝負に負けたネリリ星人が、悔し紛れに地球を倒してしまう。

ゾイドジェネシス
ポールシフトとその後に起こった国家間の戦争により文明が崩壊した惑星Ziの数千年後の話。

OKAGE
梶尾真治の小説。作中ポールシフトを察知した人の間にOKAGEと呼ばれる存在が現れ、危機を回避する様が書かれる。

青の6号
環境変動で多くの陸地が水没した地球を舞台に、潜水艦を率いる世界的組織"青"と、ポールシフトにより人類滅亡を企むゾーンダイク博士の水棲生物軍団との戦いを描いたもの。

JIHAI〜磁海〜
二越としみの漫画。進行中のポールシフトを回避するため、地球に環をつけ固定するという方法を選んだ末、広範囲な磁場の異常等いびつな環境となった地球が舞台となっている。

イデアの日
「チジクカタムケール」というポールシフトを発生させるものの発動を阻止するのが大きな目標。ダーク・ピットシリーズ(クライブ・カッスラー)シリーズのうちの一つ、『アトランティスを発見せよ』でダーク・ピットは人為的にポール・シフトを起こして、文明滅亡後の世界の覇権を握ろうとするナチス残党と戦うことになる。

BASTARD!! -暗黒の破壊神-
ポールシフトの発生そのものは明記されていないが、単行本24巻冒頭の地図から見て、作中400年前の「大破壊」時に発生したことが窺える。

白銀の意思 アルジェヴォルン
大気戦中に散布された戦略マイクロマシン兵器の暴走により、地軸が数度転倒。再活性化を回避するために航空機の使用が全面的に禁忌とされている。

参照元 : wiki/ポールシフト

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