黒人からの肝臓移植で、白人の肌がどんどん黒くなる!? 別人のような見た目に!!
2015.07.16
ここ日本でも、近年着実に医療として認知されつつある「臓器移植」。しかし、脳死からの臓器提供者は年間50例と、欧米諸国と比べてまだまだ少ない現状にある。そして今、年間8,000人ものドナーがいるアメリカで肝臓の移植手術を受けた白人男性が、驚くべき主張を繰り広げて海外メディアを賑わせているようだ。一体、彼の身に何が起きたのか? 詳細についてお届けしよう。
ここ日本でも、近年着実に医療として認知されつつある「臓器移植」。しかし、脳死からの臓器提供者は年間50例と、欧米諸国と比べてまだまだ少ない現状にある。そして今、年間8,000人ものドナーがいるアメリカで肝臓の移植手術を受けた白人男性が、驚くべき主張を繰り広げて海外メディアを賑わせているようだ。一体、彼の身に何が起きたのか? 詳細についてお届けしよう。
■アメリカで移植手術を受けたリッチなロシア人
「黒人の肝臓をもらったことで、肌が黒くなりはじめた」
と、にわかには信じ難い主張を展開する話題の男性は、ロシア南西部クラスノダールに暮らす発明家セミョーン・ジェンドラーさん(65)。今月14日付の英紙「The Daily Mirror」や「Yahoo! NEWS」によると、C型肝炎と肝臓ガンに侵され、移植手術が最後の望みだった彼は、ドナー不足が深刻なロシアではなく、アメリカの臓器移植コーディネーターとの接触を試み、手術を受ける道を探ったのだという。
ロシア人がアメリカで臓器提供を受けることができた詳細な経緯は明かされていないが、アメリカの臓器移植に通じた人物によると、ジェンドラーさんがアメリカ国内に自宅を所有している場合、このような話は十分あり得ることのようだ。しかも、理想的な状態の臓器を求めない場合や、生体部分移植であれば、その可能性はぐんと高まるのだとか。
「私は、ニューヨークでたくさんのビジネスパートナーと仕事をしていますから、移植手術が受けられるよう彼等の力添えを求めたのです。お金さえあれば、(アメリカでは)ロシアよりもずっと早く実現しますからね」
「ロシアでは、あまりにも長く待たなければならなかった。幸運にも、私には50万ドル(約6,200万円)を払えるだけの余裕がありましたから」
かくして、アフリカ系アメリカ人の男性ドナー(38)から肝臓を提供されることとなったジェンドラーさん。無事に移植手術も成功し、再び健康な身体を取り戻すことができたのだった。
■青白かった男の肌が、どんどん黒く!?
しかし手術後、ジェンドラーさんの身体に信じられないような変化が起きた。何と、次第に肌の色が浅黒く変色しはじめたというのだ。KGB時代の同僚である友人イーゴリ・アタマネンコ氏から初めて指摘された時、ジェンドラーさんは悪い冗談ではないかと思ったという。
「彼の肌の色が次第に暗くなってきていることに気づいたのです」
「数年の付き合いになりますが、もともと青白いくらいの男ですよ。それが今は、今まで見たこともないような暗い肌の色をしているじゃないですか」
「黒人男性から肝臓の移植を受けたと聞いたので、それが原因なのではないかと思ったのです」(アタマネンコ氏)
たしかに写真を見る限りでは、彼の肌は浅黒く変化したように思える。しかも、心なしか鼻の幅まで広くなったような……。知人からの指摘を受け、やがてジェンドラーさん自身も「黒人からの肝臓移植が肌色の変化を招いたのだ」と確信するに至った。しかし彼自身に、それを気にかけている様子はない。
「もっと肌の色は暗くなっていくかもしれません。でも気にしませんよ。大切なのは、肝臓が機能して、健康でいられることですから」
「いまはエネルギーに満ちています。ニューヨークとクラスノダールを行ったり来たりしていますよ。私の肌が黒くなったからといって、誰が気にしますか。まったく問題ない」(ジェンドラーさん)
ちなみにジェンドラーさんは、手術後とりわけ日焼けをしたこともないと主張している。果たして、黒人の肝臓を得たことで肌の色が黒くなる事態などあり得るのか? そもそも、健康状態の悪化を自覚していないだけ、という可能性もありそうだが……。いずれにしても、担当医たちは原因の解明に躍起になっているとのことなので、続報を待とう。
(編集部)
参考:「The Daily Mirror」、「Yahoo! NEWS」、ほか
参照元 : TOCANA
White Liver Transplant Patient Claims His Skin's Turned Black After Operation
Semen Gendler, from Krasnodar, south-west Russia, urgently needed the transplant after being diagnosed with hepatitis C and cancer
Yahoo News – Fri, Jul 10, 2015
Mr Gendler before (left) and after the operation. (CEN)
A Russian man given a liver transplant by an African-American donor has claimed the operation is turning his skin black.
Semen Gendler (yes, that is his first name), from Krasnodar, south-west Russia, urgently needed the transplant after being diagnosed with hepatitis C and cancer.
Doctors said his only hope was a liver transplant, and after contacting business partners in the USA, Mr Gendler flew there for the life-saving operation.
He was given the liver of an unnamed, 38-year-old African-American man for the transplant, which reportedly cost him around £325,000.
Reports claimed Mr Gendler obtained a liver transplant after paying the large sum in the US, where the operations can be agreed more quickly than in Russia.
Mr Gendler said the transplant initially gave him 'a new lease of life', but was then told by a work colleague that his skin 'seemed to be changing colour'.
His colleague Igor Atamanenko said: 'I noticed that his skin was getting darker. When he told me they had given him the liver of an African-American man, I guess that was probably the reason for the colour change.
'I have known my friend for years and he has always been if anything extremely pale, and now for the first time ever he is becoming dark skinned.'
Mr Gendler denied that the skin colour change could've simply come from a suntan.
He said: 'I could end up much darker than this to be honest, I don't care. The main thing is that the liver works and I am healthy. It's incredible, I am now so full of energy and living between two cities in New York and Krasnodar and if my skin ends up dark who cares, I certainly don't.'
He said that he had never been somebody to go out in the sun much and had always avoided it even after the transplant which meant he didn't believe a suntan was the reason for the change in colour of his skin.
参照元 : Yahoo! NEWS