甘利大臣 5項目関税撤廃困難

2013年11月12日 22時17分

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甘利経済再生担当大臣は、日本を訪れているアメリカのルー財務長官と会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定に関連し、日本の国内の政治状況を踏まえると、コメや麦など重要5項目の関税を撤廃するのは難しいという考えを伝えました。

甘利経済再生担当大臣は、12日午後、日本を訪れているアメリカのルー財務長官と会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉の進め方などを巡って意見を交わしました。

この中で、ルー財務長官はTPPでは、これまでの通商交渉と比べて関税の撤廃率をはるかに高める必要があるとして、自民党が聖域としているコメや麦などの重要5項目を含めて関税の撤廃に前向きに対応するよう求めました。
 
これに対して、甘利大臣は「政治的に極めて厳しい課題だ」と述べ、国内の政治状況を踏まえると、コメや麦など重要5項目の関税を撤廃するのは難しいという考えを伝えました。

甘利大臣は、会談のあと記者団に対し、「重要5項目の取り扱いを巡って『安倍政権は厳しい状況に置かれている』という現状を伝えた。今後の交渉は、そうした認識のうえに立って進めていかなければならない」と述べました。

参照元 : NHKニュース

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