秘密保護法案 29日も紛糾、「官房長官来ていない」

2013年11月29日16:47
 
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特定秘密保護法案をめぐる参議院での審議が、29日も紛糾しました。

「通告者の官房長官が来てません。(官房長官が)出なかったら質問できないんだから。ダメダメダメ!ダメ!!」(民主党 芝 博一 理事)

特別委員会は、午後1時すぎに一旦始まりましたが、野党側が出席を求めていた菅官房長官が来ていないことに強く反発し、およそ2時間、中断しました。

与党側は理事会で、菅官房長官が委員会に来なかった理由について「質問内容を見て、官房長官の出席は必要ないと判断した」と説明し、委員会を再開しました。

これに対し、民主党の福山議員は、「与党と政府が質問の内容を見て、官房長官が答えるべきか、大臣が答えるべきかの判断をするのはおかしい」と厳しく批判。また、民主党の榛葉参院国対委員長も「質問者の基本的な質問権をはく奪するもので、断じて許すことができない」と反発し、与野党の対立は深刻な状態となっています。





森大臣、秘密保護法案めぐり自らの発言を修正

2013年11月29日18:41
 
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特定秘密保護法案をめぐって担当の森大臣は、公務員と報道関係者の接触について規範を設けることは難しい、と会見で述べた後で、国会では「検討する」と答弁し、自らの発言を修正しました。

森大臣は28日、特定秘密保護法案をめぐる参議院の特別委員会での質疑で公務員と報道関係者との接触について「何らかの規範を設けることが重要で、さまざまな観点から検討していきたい」と述べていました。

森大臣は29日の閣議後の会見では次のように説明しました。

「倫理規範であったとしても、報道機関を萎縮させるようなことについては、つくることは難しいのではないかと思っている」(森 まさこ少子化相<秘密保護法案担当>)

しかし、29日午後の参議院の委員会の質疑では「さまざまな観点から検討する」と述べて、再び、新たに規範を設けることに含みを残しました。

参照元 : TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/20131129/newseye/tbs_newseye2068943.html



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