逃走のエボラ患者、全員見つかり治療施設移送

2014年8月19日(火)21時18分配信

【ヨハネスブルク=上杉洋司】リベリアのエボラ出血熱感染患者の隔離施設が襲撃され、患者が逃げ出した問題で、同国のブラウン保健相は19日、逃げていた患者は17人で「全員が別の治療施設に移送された」と発表した。

ロイター通信が伝えた。 世界保健機関(WHO)によると、西アフリカでの疑い例も含めた感染者は16日時点で2240人、死者は1229人。3日間で感染者113人、死者84人が新たに確認された。

参照元 : 読売新聞


エボラ隔離施設を襲撃、リベリア 患者20人逃走

2014/08/17 22:45

【ゴマ(コンゴ東部)共同】フランス公共ラジオは17日、エボラ出血熱が猛威を振るう西アフリカ・リベリアの首都モンロビアで、武装した男らが「エボラは存在しない」と叫びながら、感染者の隔離施設を襲撃し、少なくとも患者20人が逃走したと報じた。

目撃者によると、男らは夜中にドアを壊して侵入。「大統領は(支援などによる)金が欲しいだけだ」とエボラ熱の流行を否定し、施設内の物を略奪していったという。 リベリアやシエラレオネでは治安部隊が感染地域を封鎖し、市場が閉鎖されるなどして食料価格が高騰し、社会に混乱が広がっている。【共同通信】

参照元 : 47NEWS


隔離施設を武装集団が襲撃、エボラ患者17人逃亡 リベリア AFP=時事

2014年8月18日(月)7時4分配信

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【AFP=時事】西アフリカ・リベリアの首都モンロビア(Monrovia)にあるエボラ出血熱患者の隔離施設が16日夜、こん棒で武装した若者集団の襲撃を受け、患者17人が脱走、現在も行方不明となっている。

【図解】エボラ出血熱の拡大状況

目撃者によると、襲撃犯らはエレン・サーリーフ(Ellen Sirleaf)大統領を侮辱する言葉を口にしたり、「エボラなど存在しない」と叫んだりしていたという。エボラ熱の流行地域の住民らの間ではパニックと不信感が広まっており、エボラウイルスは「西洋によって作り出されたもの」または「でっちあげ」だとの噂も広く出回っている。

匿名で取材に応じた保健省職員によると、若者らは高校の校舎を利用して設置された隔離施設から医薬品やマットレスなどの寝具を略奪した。

リベリア医療保健事業者協会(Health Workers Association of Liberia)のジョージ・ウィリアムズ(George Williams)会長によると、同施設ではエボラ熱患者29人を収容し、病院に運ぶ前の予備処置を行っていた。

「患者29人のうち、17人が昨晩(襲撃後に)逃亡した。4日前に9人が亡くなり、昨日は3人が家族によって無理やり連れ出された」

エボラ熱流行の中心地とされるモンロビアでは、保健当局による隔離施設の設置に地元住民らが反発していた。匿名を条件に取材に応じたある若い住民は「彼らにキャンプを(設置)しないよう伝えたが、聞き入れられなかった」「私たちはこのエボラ騒動を信用していない」と語った。【翻訳編集】
 
参照元 : AFPBB News

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