“痴漢”は「意図的」 警視庁元参事官に罰金50万円
2014/04/30 14:12
電車内で女子高校生に痴漢をしたとして、東京都の迷惑防止条例違反の罪に問われた警視庁の元参事官に対し、東京地裁は罰金50万円を言い渡しました。
警視庁生活安全部の参事官だった男(64)は去年6月、東武東上線の電車内で女子高校生(当時16)の下半身を触ったとして、都の迷惑防止条例違反の罪に問われていました。弁護側は、電車の揺れによって手が触れただけで意図的ではないと無罪を主張していました。
30日の判決で、東京地裁は、痴漢行為について「被害者がスマートフォンで撮影した画像で裏付けられる」「無意識で出来るものではなく、意図的なのは明らか」として、求刑通り罰金50万円を言い渡しました。男は警視庁生活安全部の参事官などを務め、2008年に退職しました。
参照元 : テレ朝ニュース