「竹中平蔵氏は李明博韓国元大統領のブレーンだった」 経済評論家の三橋貴明氏がラジオ番組で明かす

2014年06月05日07時00分
 
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4日放送の「おはよう寺ちゃん 活動中」(文化放送)の「ニュース目玉焼き」コーナーで、経済評論家の三橋貴明氏が竹中平蔵氏は韓国元大統領の李明博氏のブレーンとして深く関わりがあったことを明かした。

韓国では朴槿恵(パク・クネ)政権に対する中間評価とも位置づけられる統一地方選の投開票が4日に行われることについて寺島尚正アナウンサーが触れ、「世論調査によるとソウルでは野党有利、与党が強いと言われている釜山でも与党の苦戦が伝えられている」と朴槿恵政権の実情を話す。

ところが韓国では保守系与党の不利が伝えられると保守系有権者の危機のバネが働く。2012年の大統領選でも高い投票率で野党有利が伝えられられた後に情勢がひっくり返ったことがあることを伝えた。

そして、この朴槿恵政権の不利は「旅客線沈没事故の影響がある感じがする」と語ると、三橋氏は次のように説明した。「セウォル号の問題って結構深くってですね、前も言ったかもしれませんが船長さんが一年間の短期雇用契約だったりとかして契約社員なんですよね。正社員じゃなかったんですね。クルーもほとんど契約社員だったりとか」と運営会社の問題について触れた。

さらに「救助の時にですね民間の救助会社を優先しようとして、海軍が救援活動に入れなかったとかですね、ちょっと信じられないような、政治的なあるいは制度的な問題が露呈しちゃったんで」と問題点を指摘した。

続けて「でもまあ、朴槿恵さんのせいじゃないですよ。李明博(イ・ミョンバク)さんなんですよ。そういうのをやっちゃったのは。ただ(朴槿恵さんは)それの後継なのは確かなので不利ですね」と、与党への逆風の要因を説明した。

寺島アナは「李明博政権のときにそれをやったというのはグローバル化」と補足すると、三橋氏は「構造改革」とそれをまとめ、興味深い発言をする。

「ちなみに竹中さんはブレーンで入ってましたよ李明博さんのとこに。竹中さんがやったって言ってませんからね。ブレーンとして入ってましたってのはこれは事実」と竹中氏と李明博元大統領との深い関係について述べた。

これを受けて寺島アナは竹中氏について「国際的に活躍を活躍をされてる方で…」と語ると、三橋氏は笑いながら「好意的な言い方をしたらそうですけどね」と意味深な言葉で締めくくった。

参照元 :
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