暴力団組員の立場隠し生活保護を不正受給した疑い
2014年2月12日18:13
暴力団の組員であることを隠して生活保護費を不正に受給したとして、56歳の男が警視庁に逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、山口組系暴力団の組員、小玉信也容疑者(56)です。警視庁によりますと、小玉容疑者は暴力団員であることを隠して東京・台東区の福祉事務所に生活保護を申請したうえ、去年9月から12月にかけて、およそ74万円の生活保護費をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁が、別の事件で小玉容疑者の所属する暴力団を捜査していたところ、小玉容疑者が生活保護を受けていたことが発覚したということです。小玉容疑者は、ほかにもおよそ60万円の医療費の支払いを免れていて、取り調べに対し容疑を認めているということです。
警視庁は、だまし取った金が暴力団の資金源になった可能性もあるとみて調べています。
参照元 : TBSニュース