大量の覚せい剤をマレーシアに持ち込んだ日本人女の死刑確定

2015/10/16 13:24
 
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大量の覚せい剤をマレーシアに持ち込んだ罪に問われていた日本人の元看護師の女に対して、現地の連邦裁判所は、女の上告を棄却した。この決定によって、女の死刑が確定した。

元看護師の竹内 真理子被告(41)は2009年、アラブ首長国連邦のドバイから、マレーシアの首都クアラルンプールの空港に到着した際、スーツケースに、およそ3.5kgの覚せい剤を隠し持っていた罪に問われた。

竹内被告は、これまでの裁判で、「友人に頼まれて荷物を運んだだけで、覚せい剤が入っていると知らなかった」と、無罪を主張していたが、1審と2審で、死刑判決を言い渡されていた。

マレーシアの最高裁にあたる連邦裁判所は15日、竹内被告の上告を棄却して、死刑が確定した。マレーシアは、薬物犯罪に厳しく、死刑が適用されることもあるが、その後、恩赦されるケースもある。
 
参照元 : FNNニュース

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