がん退治する抗体発見 血液中から岡山大

2014/09/25 20:34

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肝がんや肺がんなどさまざまながん細胞の増殖を抑え、退治する新たな抗体を人の血液中から発見したと、岡山大病院消化器内科の三宅康広助教らのチームが25日発表した。副作用の少ない抗がん剤などの開発につなげたいという。

抗体は、特定の物質を認識して攻撃する働きがあり、チームによると、健康な人の体内でも毎日数千個のがん細胞ができるが、種々の抗体や免疫細胞が排除している。

三宅助教らは細胞膜表面にあるタンパク質の一つで、がん細胞で多く見られる「RPL29」に注目。

人のRPL29をマウスに注射して作り出した抗体の溶液を、人の肝がん細胞に振り掛けて増殖状況を調べた。

参照元 : 新潟日報モア


船瀬俊介氏プロフィール・・・1950年福岡県田川郡添田町生まれ、69年九州大学理-学部進学、70年同大学中退、71年早稲田大学第一文学部入学。早大生協の消費者担当-の組織部員として活躍し学生常務理事として生協経営にも参加。

約2年半の生協活動の後日米学生会議日本代表として訪米。ラルフ・ネーダー氏のグループや米消費者同盟(CU-)等を歴訪。75年同学部社会学科卒業。日本消費者連盟に出版・編集スタッフとして参加。

86年独立後は消費者・環境問題を中心に評論・執筆・講演活動を行い現在に至る。90年にラルフ・ネーダー氏らの招待で渡米。多彩な市民・環境団体と交流を深めている。