テレビ朝日社員、制作費1億4100万円を私的流用
2013年11月20日16:03
テレビ朝日のバラエティ番組「銭形金太郎」などを担当する45歳の男性社員が、制作会社に架空の業務を発注するなどしておよそ1億4100万円を私的に流用していたことが分かり、テレビ朝日はこの社員を懲戒解雇しました。
テレビ朝日によりますと、この社員は番組制作会社に架空の業務を発注したり、実際よりも高額な代金を請求させるなどの手口で2003年からの10年間であわせて1億4100万円を私的に流用し、数十回以上の海外旅行や国内旅行、高額な服飾品の購入などに充てていたということです。今年8月、東京国税局の税務調査で発覚したということです。
テレビ朝日は、制作費監査チームを設けるなどして、再発防止策を徹底するとしています。