ローマ法王「聖職者が子供に手を出すのはどう考えても悪魔のせい!天使に救いを求めなければならない」

2018年10月09日

2018-10-14_204344

カトリック教会の神父らが数千人単位の児童に性的虐待を行っていたとして世界中で抗議の声が寄せられているが、ローマ教皇はこれを「悪魔のせい」だと糾弾している。

ローマ法王によると、”悪魔”がカトリック教会の品位を下げるべく日夜活動を続けているようだ。特に世界中で報じられた教会の性的虐待事件は、”魔王サタン”に責任があるのだと言う。

法王は先月29日、教会の児童虐待事件に触れ、”悪魔”に負けないようメッセージを出した。

「カトリック教会は悪意ある攻撃、”偉大なる告発者(魔王サタン)”、愚行、腐敗行為から救われなければなりません」

<海外の反応>

ローマ法王「俺たちは悪くない」wwww

ひでぇ言い訳だぜ

悪魔が悪いだ?バカ言うなよ!
性犯罪者の神父が悪いに決まってんだろ!

被害者の子供たちにも同じこと言えるのか?って話

法廷で裁けないよう加害者にサタンの名を出してくるとは!ローマ法王、実は相当のやり手なんじゃないか!?

自分の部下の不祥事を”悪魔”のせいにするトップとか恥ずかしすぎるw

悪いのは悪魔じゃなくて人間だよ><

性的虐待問題への怠慢でローマ法王に辞任を要求されたカルロ・ マリア・ビガノ元大使は、このメッセージに不快感を示している。法王が「偉大なる告発者」という表現を用いたからだ。

これにより諸悪の根源は性犯罪者ではなく、悪魔の仕業になってしまった。

なおローマ法王は教会内部の腐敗や性犯罪が「魔王サタンの手引きによるもの」だと信じ切っているため、大天使ミカエルに救済を求めているのだという。

<海外の反応>

なるほど理解できん

人間って何千年も前からなにひとつ変わってないや〜

大天使ミカエル「ワロス(ハナホジ」

悪魔だ天使だ、ゲームの世界の話かな?

問題の本質からは目を背けて妄想に走る。宗教の恐ろしさが凝縮されたようなニュースだと思った

悪魔も天使も便利なものだねw

ローマ法王はもっと道理のある人だと思ってたが・・

参照元 : nytimes


児童と強制SEX「神父のペド事件の告発は悪魔の仕業」ローマ教皇が教会を全力擁護! あまりのクズ発言に非難殺到!

2018.10.26

2018-11-22_223222

昨今、カトリック教会の児童性的虐待事件が社会を震撼させている。トカナで既報のように、米ペンシルベニア州ピッツバーグで、過去70年間に300人以上もの司祭が数千人の児童に性的虐待を行っていた事が明るみになり、現在、米国議会やFBIも乗り出す大事件に発展しているのだ。

■教皇「サタンがカトリック教会を巻き込んだ」

さて、このカトリック教会を根底から揺るがす大スキャンダルに対し、バチカンのトップであるローマ教皇フランシスコは、こう語っている。

「性的虐待告発の背後には、サタンがいる。サタンが教会の人々をスキャンダルに巻き込むため、司教にそれ(告発・批判)をさせている」

そして教皇は、先日のミサでさらに驚きメッセージを発したのである。

2018-11-22_223320

「カトリック教会は悪意ある攻撃(告発や批判)、愚行、腐敗行為から救われなければなりません」

教皇は性的虐待隠蔽について直接言及しなかったが、この演説が、今年初めに聖職行使停止を言い渡されたセオドア・マカリック枢機卿(当時、以下略)をめぐる動きに関連していることは明らかだ。

セオドア・マカリック枢機卿は、1970年代から礼拝儀式の侍者であった10代の男子児童の身体を触るなどの性的接触に及んでいたとされる。そして、2000年以降もマカリック元枢機卿がニュージャージー州のビーチハウス内のベッドに神学生を連れ込んでいることをバチカンは把握していた。マカリック枢機卿の行いは、バチカンでは公然の秘密となっていたのだ。

2018-11-22_223408

マカリック枢機卿の行いを認識していたにもかかわらず、2001年に時の教皇ヨハネ・パウロ2世は、彼に枢機卿の地位を与え、ワシントン大司教にも任命。それは、バチカンの当局者が彼の資金調達力の手腕を高く買っており、過去の同性愛行為は単なる「道徳的な喪失」と考えたためだという。しかしその後、一連のスキャンダル告発の流れに沿って、今年マカリック枢機卿は聖職者としての地位を解かれ、現教皇フランシスコより生涯の償いと祈りを命じられた。これによってバチカンは事件の幕引きを図った形だが、事はそう簡単に運ばなかった。

なんと、イタリアのカルロ・マリア・ヴィガノ大司教が、11ページにおよぶ声明を発表し、教皇フランシスコはマカリック枢機卿に十分な制裁を科していないと非難。さらにワシントンの元教皇特使も努めたヴィガノ大司教は、教皇フランシスコに辞任を要求したのだ。

ヴィガノ大司教がカトリックの報道機関に、教皇への辞任を求める声明を出した後、教皇フランシスコは、ヴィガノ大司教の主張について直接コメントすることを拒否。しかし、バチカンの集会で、教皇はヴィガノ大司教による批判の裏に「悪魔」がいることを暗示したうえ、批判はマカリック枢機卿に対する「恨み」によるものと断じた。一方、ヴィガノ大司教は、教皇フランシスコのメッセージに不快感を示した。

2018-11-22_223511

教皇フランシスコは直接的なコメントを避けたとはいえ、過去2週間のミサにおける彼の説教は、ほとんどがこのスキャンダルに関連しているようだった。例えばミサで“悪魔”がカトリック教会の品位を下げるべく日夜活動を続けていると話したこともあった。

そして、教皇フランシスコはこのスキャンダルに関与した人たちに、「沈黙と祈り」を呼びかけたのだった――。

■「性的虐待事件は“9.11”に相当する」

さらに驚くべきことに、教皇フランシスコと前ローマ教皇であったベネディクト16世(現・名誉教皇)は、この性的虐待事件を当該聖職者たちにとって「9.11(アメリカ同時多発テロ事件)」に相当すると語っている。

名誉教皇の側近であるゲオルク・ゲンスバイン大司教は、「17年前に米国で起きたテロと、このスキャンダルは全く違うと思われるだろうが、教会が突然の攻撃で崩れ落ちる現象としては同じだ」と補足。しかし、テロリストによって突然殺された無実の人と、性的虐待を隠ぺいし続けたカソリック教会が同じという考えは常人には何とも理解しがたいものがある。

なお、最近になって米国カトリック司教協議会首席ダニエル・ディナルド枢機卿をリーダーとした米国代表団が、教皇フランシスコとバチカンで謁見することが発表された。

2018-11-22_223614

ディナルド枢機卿は、「性的虐待事件を起こしたマカリック元枢機卿に対する本格的調査が、教皇フランシスコの命によって行われることを望んでいる」「マカリック元枢機卿の行為を隠し続けた現在の教皇を含むバチカンの最高幹部は、何らかの答えを出すべきだ」と語っており、また一悶着ありそうな雰囲気である。

次から次へと明るみに出るカソリック教会の堕落した行い、この犯罪を単に「悪魔の企み」として祈りと沈黙で終わらせることは、もうできない。一体、カトリック教会は、この大いなる幻滅と威信の低下にどう対処していくつもりだろうか。

(文=三橋ココ)

参考:「Daily Mail」、「CBC」、ほか

参照元 : TOCANA