猪瀬知事、徳洲会に1億5000万円要請
2013/11月23日10:44
東京都の猪瀬直樹知事が「徳洲会」の徳田虎雄前理事長側から5000万円の提供を受けた問題で、猪瀬氏が当初、1億5000万円を要請していたことが、徳洲会関係者への取材でわかりました。
この問題は、猪瀬都知事が知事選1か月前の去年11月、徳田毅議員から現金5000万円の提供を受けたものです。
徳洲会の関係者によりますと、猪瀬氏が虎雄氏に出馬の挨拶をしたおよそ2週間後、虎雄氏と息子の毅議員との間で資金提供の相談が行われました。毅議員は電話で「猪瀬氏が『1億5000万必要だ。余ったら返す』と言っている」と話し、これに虎雄氏は「まず5000万で行け」「足がつかないようにしろ」「議員会館に取りに来させろ」などと指示したということです。やり取りは通訳人を介しスピーカーフォンで行われ、複数の病院職員も聞いていました。
猪瀬氏は22日の記者会見で、5000万円は「個人の借り入れ金」としたうえで、「申し出をお断りするのも申し訳なく受け取った」などとしていましたが、具体的に金額を指定し、資金提供を要求したことになり、22日の説明と食い違う形です。
猪瀬都知事、「1億円要求していた」とする一部報道を全面否定
2013/11/23 18:07
猪瀬直樹東京都知事が、2012年の都知事選挙の前に、大手医療法人「徳洲会」グループから5,000万円を受け取っていた問題で、猪瀬知事は「知事が1億円を要求していた」とする一部報道について、全面的に否定した。 23日に行われた防災訓練に参加した猪瀬知事。
防災訓練のあとに、いつもと違った雰囲気で行われた猪瀬知事の会見で、猪瀬知事は「それは一切ありません。事実ではありません」と述べた。一部報道によると、徳田 毅議員は、5,000万円を猪瀬知事に手渡す前に、徳田虎雄前理事長に、「猪瀬氏が『1億5,000万円必要だが、1億円を先に欲しい。余ったら返す』と言っている」と相談していたということだが、猪瀬知事はこれを全面的に否定した。
猪瀬知事は「こちらから、そういう今みたいな金額を要求した事実は、100%ありません」と話した。 一方、猪瀬知事が2012年11月、虎雄前理事長と神奈川県内の病院で面会した際に同席した関係者は、「知事は、金について話していなかった」とした一方、「『あうんの呼吸』と言えるのでは。何らかの応援を期待していたと思う」と述べた。
猪瀬知事は、受け取った5,000万円を、秘書を通じて9月に全て返却。徳洲会が東京地検特捜部などの強制捜査を受けたあとのことだった。 23日朝、猪瀬知事の秘書はFNNの取材に「(返却の時にどういう会話を?)別に、覚えてるのは普通の(会話)。代理で伺いましたので。(代理で?)はい」と答えた。
また、猪瀬知事の秘書は、受け取りの事実を知ったのは、2013年9月8日の、東京オリンピック招致決定の直前だったとしている。
参照元 : FNNニュース
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00258388.html
ツイッターユーザーの反応
「余ったら返す」って、すごい台詞だよねー。 pic.twitter.com/iQkqbjoo8T
— 山下 歩 差別反対都庁前アピール賛同 (@neko_yamashita) 2013, 11月 22
NHKニュース、朝からすごいことになっている pic.twitter.com/zuJhKm6Fyu
— 山下 歩 差別反対都庁前アピール賛同 (@neko_yamashita) 2013, 11月 22
猪瀬直樹が徳洲会から5000万円を受け取っていた問題は「返還したから終わり」では済まされない。小沢一郎を執拗に追い回したように東京地検は徹底的に捜査しろ。
— きっこ (@kikko_no_blog) 2013, 11月 22
( →_→) だんだん金額が増えていく。「猪瀬都知事が当初、1億5000万円を徳田氏側へ要請していたことが判明。
徳田虎雄氏は「まず5000万で行け」「足がつかないようにしろ」「猪瀬に議員会館に取りに来させろ」などと指示した。
(http://t.co/LyQtzGhxqs)
— TOHRU HIRANO (@TOHRU_HIRANO) 2013, 11月 23