アサガオの種にLSDと同じ幻覚成分!? 米国ティーンエイジャーが興じるヤバすぎる遊戯とは?
2016.06.18
英紙「Daily Mail」(5月5日付)によると、現在アメリカのティーンの間では、思いもよらない品物が新たなパーティードラッグとして注目を集めているという。
■アサガオのタネを飲み込んで失神
夏の朝、庭先を涼やかに彩る大輪の花――アサガオ。だが、そんな瑞々しい姿形とは裏腹に、そのタネに毒が潜んでいることを知る人は少ないのではないだろうか。といっても、すべてのアサガオが危険なわけではなく、オオバアサガオ、ソライロアサガオといった、いわゆる西洋朝顔やスリーピーグラス(眠り草)に注意が必要とのことだ。
先月、マサチューセッツ州で地元の高校生が意識不明のまま病院に担ぎ込まれるという事件が起きた。彼らはパーティーでハイになろうとして、自宅の庭に咲いていたオオバアサガオのタネを飲み込んだところ、強烈な拒絶反応を引き起こし、失神してしまったのだ。若さゆえとはいえ、一歩間違えれば命も落としかねない愚行といえよう。
実は、オオバアサガオのタネには「リゼルグ酸アミド(LSA)」というLSDに似た成分が含まれ、幻覚症状を引き起こすことで知られている。そのような作用があることが最初に発見されたのは1960年代で、当時からアサガオのタネでトリップする若者は後を絶たなかったといわれている。
タネを丸ごと飲みくだしたり、潰してコーヒーやお茶に混ぜたりすると幻覚剤になるという。空間を歪ませ、現実と仮想の見分けがつかなくなり、時間の感覚もなくす――。効果が発現すれば、摂取後30分から長ければ12時間のトリップが継続する。また極度の多幸感、反対に疲労感を感じることもあるということだ。
疲れるくらいならまだいいが、多量に摂取すると吐き気や腹痛、下痢をもよおし、最悪の場合にはフラッシュバックや奇行のパラノイア状態に陥るといわれている。ちなみに、LSAの幻覚成分はLSDの効力の1割弱にすぎない。
■ホームセンターでは植物のタネの販売自粛も
事態を重視した地元警察が市内の中学、高校を一斉に捜索したところ、生徒のロッカーから、これらの植物のタネがいくつも発見されたと報告されている。
「風変わりなものを利用して、ハイになろうとするのは初めてのケースではありません。一部の人々は、観賞用植物さえトリップするための小道具に使いたがるのです」(マサチューセッツ州シーコンクの警察署長クレーグ・メイス氏)
実際、アサガオのタネを取り締まるのは一苦労だ。気軽なパーティードラッグとして出回る背景には、自宅の花壇で栽培できたり、園芸店で購入する際も怪しまれないというのが大きく影響しているだろう。そのため、今回の警察発表を受け、現地のホームセンター「ホーム・デポ」ではガーデニング用の植物のタネを店の棚から撤去するという自粛騒ぎにまで発展している。
もちろん、アサガオのタネを購入すること自体は合法だ。だが、トリップするためにLSAを抽出しようとすれば違法となる。残念ながら、日本のウェブサイトでもLSAの抽出方法について話題になることがあるようだ。すべて自己責任とはいえ、自らの健康を危険にさらす行為は、怖いもの見たさでは済まされないはずだ。
■ホームセンターでは植物のタネの販売自粛も
事態を重視した地元警察が市内の中学、高校を一斉に捜索したところ、生徒のロッカーから、これらの植物のタネがいくつも発見されたと報告されている。
「風変わりなものを利用して、ハイになろうとするのは初めてのケースではありません。一部の人々は、観賞用植物さえトリップするための小道具に使いたがるのです」(マサチューセッツ州シーコンクの警察署長クレーグ・メイス氏)
実際、アサガオのタネを取り締まるのは一苦労だ。気軽なパーティードラッグとして出回る背景には、自宅の花壇で栽培できたり、園芸店で購入する際も怪しまれないというのが大きく影響しているだろう。そのため、今回の警察発表を受け、現地のホームセンター「ホーム・デポ」ではガーデニング用の植物のタネを店の棚から撤去するという自粛騒ぎにまで発展している。
もちろん、アサガオのタネを購入すること自体は合法だ。だが、トリップするためにLSAを抽出しようとすれば違法となる。残念ながら、日本のウェブサイトでもLSAの抽出方法について話題になることがあるようだ。すべて自己責任とはいえ、自らの健康を危険にさらす行為は、怖いもの見たさでは済まされないはずだ。
アサガオのタネでトリップ――。これは周期的に若者を中心として流行する類いのアブナイ遊びなのかもしれない。こんなことでアサガオのタネが買いにくくなると、まっとうな園芸家には大きな迷惑だろう。そのうち日本でも花のタネを買うのにIDが必要になる日が来るとしたら、なんとも面倒な話だ。
(文=佐藤Kay)
参考:「Daily Mail」、「Oddity Central」、ほか
参照元 : TOCANA
アサガオの種にLSDと同じ幻覚成分があった!アメリカでは問題化し始めたその実態。
2016年06月18日
アサガオのタネを飲み込んで失神
マサチューセッツ州で地元の高校生が意識不明のまま病院に担ぎ込まれるという事件が起きた。
彼らはパーティーでハイになろうとして、自宅の庭に咲いていたオオバアサガオのタネを飲み込んだところ、強烈な拒絶反応を引き起こし、失神してしまったのだ。
何故アサガオの種で失神?
オオバアサガオのタネには「リゼルグ酸アミド(LSA)」というLSDに似た成分が含まれ、幻覚症状を引き起こす
幻覚成分を含むアサガオの種類
オオバアサガオ、ソライロアサガオといった、いわゆる西洋朝顔やスリーピーグラス(眠り草)
服用方法
タネを丸ごと飲みくだしたり、潰してコーヒーやお茶に混ぜたりすると幻覚剤になる
「リゼルグ酸アミド(LSA)」の効果
空間を歪ませ、現実と仮想の見分けがつかなくなり、時間の感覚もなくす
極度の多幸感、反対に疲労感を感じることもある
持続時間
摂取後30分から長ければ12時間のトリップが継続する
副作用
多量に摂取すると吐き気や腹痛、下痢をもよおし、最悪の場合にはフラッシュバックや奇行のパラノイア状態に陥る
含有幻覚成分の比率
LSAの幻覚成分はLSDの効力の1割弱
アメリカでの対応
現地のホームセンター「ホーム・デポ」ではガーデニング用の植物のタネを店の棚から撤去するという自粛騒ぎにまで発展している。
日本では
日本のウェブサイトでもLSAの抽出方法について話題になることがある
アサガオの種にLSDと同じ幻覚成分!? 米国ティーンエイジャーが興じるヤバすぎる遊戯とは?
got stoned?: リゼルグ酸アミド抽出法 リゼルグ酸アミド(LSA)はLSD類似体であり、幻覚剤である。
参照元 : NAVER
2016.06.18
英紙「Daily Mail」(5月5日付)によると、現在アメリカのティーンの間では、思いもよらない品物が新たなパーティードラッグとして注目を集めているという。
■アサガオのタネを飲み込んで失神
夏の朝、庭先を涼やかに彩る大輪の花――アサガオ。だが、そんな瑞々しい姿形とは裏腹に、そのタネに毒が潜んでいることを知る人は少ないのではないだろうか。といっても、すべてのアサガオが危険なわけではなく、オオバアサガオ、ソライロアサガオといった、いわゆる西洋朝顔やスリーピーグラス(眠り草)に注意が必要とのことだ。
先月、マサチューセッツ州で地元の高校生が意識不明のまま病院に担ぎ込まれるという事件が起きた。彼らはパーティーでハイになろうとして、自宅の庭に咲いていたオオバアサガオのタネを飲み込んだところ、強烈な拒絶反応を引き起こし、失神してしまったのだ。若さゆえとはいえ、一歩間違えれば命も落としかねない愚行といえよう。
実は、オオバアサガオのタネには「リゼルグ酸アミド(LSA)」というLSDに似た成分が含まれ、幻覚症状を引き起こすことで知られている。そのような作用があることが最初に発見されたのは1960年代で、当時からアサガオのタネでトリップする若者は後を絶たなかったといわれている。
タネを丸ごと飲みくだしたり、潰してコーヒーやお茶に混ぜたりすると幻覚剤になるという。空間を歪ませ、現実と仮想の見分けがつかなくなり、時間の感覚もなくす――。効果が発現すれば、摂取後30分から長ければ12時間のトリップが継続する。また極度の多幸感、反対に疲労感を感じることもあるということだ。
疲れるくらいならまだいいが、多量に摂取すると吐き気や腹痛、下痢をもよおし、最悪の場合にはフラッシュバックや奇行のパラノイア状態に陥るといわれている。ちなみに、LSAの幻覚成分はLSDの効力の1割弱にすぎない。
■ホームセンターでは植物のタネの販売自粛も
事態を重視した地元警察が市内の中学、高校を一斉に捜索したところ、生徒のロッカーから、これらの植物のタネがいくつも発見されたと報告されている。
「風変わりなものを利用して、ハイになろうとするのは初めてのケースではありません。一部の人々は、観賞用植物さえトリップするための小道具に使いたがるのです」(マサチューセッツ州シーコンクの警察署長クレーグ・メイス氏)
実際、アサガオのタネを取り締まるのは一苦労だ。気軽なパーティードラッグとして出回る背景には、自宅の花壇で栽培できたり、園芸店で購入する際も怪しまれないというのが大きく影響しているだろう。そのため、今回の警察発表を受け、現地のホームセンター「ホーム・デポ」ではガーデニング用の植物のタネを店の棚から撤去するという自粛騒ぎにまで発展している。
もちろん、アサガオのタネを購入すること自体は合法だ。だが、トリップするためにLSAを抽出しようとすれば違法となる。残念ながら、日本のウェブサイトでもLSAの抽出方法について話題になることがあるようだ。すべて自己責任とはいえ、自らの健康を危険にさらす行為は、怖いもの見たさでは済まされないはずだ。
■ホームセンターでは植物のタネの販売自粛も
事態を重視した地元警察が市内の中学、高校を一斉に捜索したところ、生徒のロッカーから、これらの植物のタネがいくつも発見されたと報告されている。
「風変わりなものを利用して、ハイになろうとするのは初めてのケースではありません。一部の人々は、観賞用植物さえトリップするための小道具に使いたがるのです」(マサチューセッツ州シーコンクの警察署長クレーグ・メイス氏)
実際、アサガオのタネを取り締まるのは一苦労だ。気軽なパーティードラッグとして出回る背景には、自宅の花壇で栽培できたり、園芸店で購入する際も怪しまれないというのが大きく影響しているだろう。そのため、今回の警察発表を受け、現地のホームセンター「ホーム・デポ」ではガーデニング用の植物のタネを店の棚から撤去するという自粛騒ぎにまで発展している。
もちろん、アサガオのタネを購入すること自体は合法だ。だが、トリップするためにLSAを抽出しようとすれば違法となる。残念ながら、日本のウェブサイトでもLSAの抽出方法について話題になることがあるようだ。すべて自己責任とはいえ、自らの健康を危険にさらす行為は、怖いもの見たさでは済まされないはずだ。
アサガオのタネでトリップ――。これは周期的に若者を中心として流行する類いのアブナイ遊びなのかもしれない。こんなことでアサガオのタネが買いにくくなると、まっとうな園芸家には大きな迷惑だろう。そのうち日本でも花のタネを買うのにIDが必要になる日が来るとしたら、なんとも面倒な話だ。
(文=佐藤Kay)
参考:「Daily Mail」、「Oddity Central」、ほか
参照元 : TOCANA
アサガオの種にLSDと同じ幻覚成分があった!アメリカでは問題化し始めたその実態。
2016年06月18日
アサガオのタネを飲み込んで失神
マサチューセッツ州で地元の高校生が意識不明のまま病院に担ぎ込まれるという事件が起きた。
彼らはパーティーでハイになろうとして、自宅の庭に咲いていたオオバアサガオのタネを飲み込んだところ、強烈な拒絶反応を引き起こし、失神してしまったのだ。
何故アサガオの種で失神?
オオバアサガオのタネには「リゼルグ酸アミド(LSA)」というLSDに似た成分が含まれ、幻覚症状を引き起こす
幻覚成分を含むアサガオの種類
オオバアサガオ、ソライロアサガオといった、いわゆる西洋朝顔やスリーピーグラス(眠り草)
服用方法
タネを丸ごと飲みくだしたり、潰してコーヒーやお茶に混ぜたりすると幻覚剤になる
「リゼルグ酸アミド(LSA)」の効果
空間を歪ませ、現実と仮想の見分けがつかなくなり、時間の感覚もなくす
極度の多幸感、反対に疲労感を感じることもある
持続時間
摂取後30分から長ければ12時間のトリップが継続する
副作用
多量に摂取すると吐き気や腹痛、下痢をもよおし、最悪の場合にはフラッシュバックや奇行のパラノイア状態に陥る
含有幻覚成分の比率
LSAの幻覚成分はLSDの効力の1割弱
アメリカでの対応
現地のホームセンター「ホーム・デポ」ではガーデニング用の植物のタネを店の棚から撤去するという自粛騒ぎにまで発展している。
日本では
日本のウェブサイトでもLSAの抽出方法について話題になることがある
アサガオの種にLSDと同じ幻覚成分!? 米国ティーンエイジャーが興じるヤバすぎる遊戯とは?
got stoned?: リゼルグ酸アミド抽出法 リゼルグ酸アミド(LSA)はLSD類似体であり、幻覚剤である。
参照元 : NAVER