妻をガンで失った男、宝くじ賞金42億を寄付

2014.01.05
 
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年末ジャンボ宝くじを買った皆さん、当選した方はどんな使い方をしただろうか。海外で「奇特過ぎる」として、こんな宝くじの賞金の使い途が話題になっている。

昨年ガンで妻を失った60代のカナダの男性が、昨年12月16日、宝くじに当選して受け取った4220万カナダドル(約42億円)の賞金すべてを、ガンの治療と研究を行う財団に寄付することが判明している。この男性はトム・クリストさん(64)。電気製品製造会社の元CEOで、一昨年の9月に引退している。また同年2月に、33年連れ添ったヤン夫人をガンで亡くしていた。

クリストさんは昨年5月3日に買ったロトくじで4220万円の賞金を手にする幸運をつかむも、誰にも当選の事実を知らせずに、“ガンと戦うための機関”に寄付をすることを決めた。メディアの取材に対して「自分は子供たちのためにも充分な資産を築いている。当選金がなくてもなんら困ることはないので」と語っている。

元々資産家だったクリストさんだからできたのか、それとも彼の高潔な人柄によるものなのか、海外のSNSなどでは様々な意見が飛び交っている。

文/編集部

参照元 :
もぐもぐニュース