亀井静香氏が小泉元首相の裏切り行為を語る 官邸に乗り込んでも「最後はオンナの話ばっかしよ」

2014年09月19日07時00分
 
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18日放送の「ニュースの巨人」(TBS系)に、衆議院議員の亀井静香氏が出演し、小泉純一郎元首相に裏切られたエピソードを語った。

2001年の自民党総裁選挙に立候補を表明していた亀井氏だったが、総裁候補の小泉氏が総裁選の応援を亀井氏に要請。亀井氏は小泉氏と政策協定を結び、亀井氏が出馬を辞退。亀井氏の応援で小泉氏が自民党総裁になったという経緯がある。

亀井氏は、この過去について「純ちゃん(小泉氏)にやられちゃったんだよ」と振り返った。

もともと同じ派閥に属していたことから仲が良かったという亀井氏と小泉氏。亀井氏によれば、政策協定については小泉氏とは書面まで交わし、さらに小泉氏は「俺が総理になったらね、亀ちゃん(亀井氏)の言うとおりにするから、協力してくれ」と、持ちかけられたとか。

しかし、その後、小泉氏は政策協定とは全く異なる政策を断行しはじめのだといい、亀井氏は小泉氏に裏切られたかたちに。

そこで、亀井氏は3度にわたり官邸に乗り込んで小泉氏に直談判しようとしたが、小泉氏は「亀ちゃん、そうそう」「そのうちやる、そのうちやる」と言って「最後はオンナの話ばっかし」と、亀井氏は明かした。

「こっちは真面目に乗り込んでいってるのにさぁ。まぁ、純ちゃん(小泉氏)もいい人だからね。殴るわけにもいかんしさ」とこぼす亀井氏。また、小泉氏について「騙された私が悪いんだよ」と潔く語る場面も。

小泉氏の「裏切り」について、上田晋也が「頭にきませんでした?」と訊くと、亀井氏は「頭にくるって言ったって、ぶっ殺すわけにいかんじゃん」と歯切れよく答えた。

そんな亀井氏だが、小泉氏が郵政民営化を推し進めたため、最後は自民党を離党するに至っている。

ことごとく小泉氏に約束を反故にされた亀井氏だったが、上田が「口論したりとかならないんですか?」と訊いても「口論したってしょうがない。最後は、オンナの話になっちゃうんだから」とあっさり。

上田は「女性の話って、どういう女性の話なんですか?」と突っ込んだ質問をしたが、亀井氏は「そんなことまで言わないよ。こんなところで」と小泉氏がする「オンナの話」の詳細については答えなかった。

一方で、亀井氏は小泉氏について「変わった人だろうけど、天才だろうね」と高く評価している。「そういう方でないと時代は動かせなかったでしょうね。俺みたいな凡人じゃ難しい」と話し、小泉氏の政治家としての判断力が時代を動かしたのだと語った。

上田は小泉氏について「あいつには裏切られた許せないみたいな気持ちはないんですか?」と亀井氏になおも訊いたが、亀井氏は「別にね、やられちゃったものはやられちゃったんだよ」とやはりさっぱりした様子。

最後には「あなただって、女に騙されたことあるだろうが?」と、冗談交じりに上田に語りかけた。

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2012年3月19日に放送された映像。地上波で亀井氏が消費税増税が必要ない理由を暴露!

亀井静香さん一人に政策を任せた方が、日本は良くなりそうです。