【閲覧注意】ステージ上で頭を吹っ飛ばされた妊娠3カ月のダンサー ― 公衆の面前で迎えた最期の瞬間

2016.12.09

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今月3日、インドで行われた結婚式の余興の最中に、女性が銃殺されるという事件が起きた。極彩色の照明が照らすステージ上で、女性4人が踊りを披露する中、白いドレスを着た女性がセンターで踊り始めた数秒後、観客の合間を縫って現れたのはショットガンを手に持った男だ。そして、男は迷うことなく女性に向かって発砲、弾が頭部を撃ち抜いた。女性は座り込むように倒れ、ピクリとも動かない。そのあまりに一瞬の出来事に、何が起こったのか周囲の観客は気づいていない様子だった。

海外ショッキングニュースサイト「Best Gore」によると、殺害されたのは25歳の女性ダンサー。彼女が殺害される直前、数人の酒に酔った男が、彼女を含む4人の女性ダンサーと一緒に踊ろうとステージによじ登ろうとしたところをマネージャーに止められたという。発砲したのは、これに腹を立てた男の1人だった。銃弾は女性の顔面を直撃し、彼女は頭の皮が一部めくれた状態で死亡した。殺害された女性の夫によると、彼女は妊娠3カ月目だったという。

事件に関与したとして、4人の男たちは逮捕された。そのうちの1人は、インドの宗教政党「シローマ二・アカーリー・ダル」の党首であるラッキー・ゴヤールと、彼の友人であるシローマ二・ゴヤール。残り2名の名前は公表されていない。警察によると、ラッキーはステージに上がるために注意を引こうと、空中に向け銃を発砲したと供述しているそうだ。ということは、殺害された女性は“運悪く”銃弾が直撃し、死亡したことになる。悔やんでも悔やみきれない悲惨な事件となった。

■公演中に心肺停止、急死するダンサー

ステージ上、聴衆の目の前で命を落とす事例は、死因は違えど他にも起きている。ロシアで撮影された動画には、48歳の男性がステージ上で急死を遂げる瞬間が映し出されている。この男性はロシアの伝統的な踊り“レギジッカ・ダンス”を披露するためステージに登場していたものの、踊りの途中で急に片膝をつき仰向けに倒れた。観客はこれも演出の1つと思い、笑いながら拍手を送っていたという。しかし、一向に起き上がってこない男性を不審に思った共演者たちがすぐ駆け寄るも、その時に男性はすでに死亡していた。共演者の話によると、男性は長らく心臓病を患っており、今回の死因も心肺停止と伝えられている。

このような死の瞬間を目の当たりにした観客のショックは計り知れないことだろう。

(文=北原大悟)

■披露宴の最中に銃殺される女性ダンサー



以下略

参考:「Best Gore」、「THE SUN」、「Mirror」、ほか

参照元 : TOCANA

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