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全国の公立小中学校で、発達障害児が9万人超え!20年あまり間で7倍以上増加

発達障害児が9万人超え 20年あまりで7倍増の理由

2016.05.07 16:00

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全国の公立小中学校で、発達障害により「通級指導」を受けている児童・生徒が初めて9万人を越えていることが初めてわかった。この20年あまり間で7倍以上増えた。その対策をコラムニストのオバタカズユキ氏が考える。

18年前より「キレイ事は一切抜き」の精神で『大学図鑑!』という大学案内本を毎春出している。このところは、自著だけでなく、進学や教育分野のプロを著者とする書籍の企画・編集にも勤しんでいるのだが、そのからみで出会った教育関係者たちから頻繁に聞かされる件がある。「発達障害の増加」についてだ。

例を挙げればキリがないのだけれども、中学生になっても授業中の立ち歩きが治まらないばかりか、「ちょっと目を離した途端、教室の床の上を赤ちゃんハイハイしているんですよ!」といったエピソードが続出する。そのハイハイ君はADHD(注意欠陥多動性障害)と診断された子だそうだが、他にも読み書きなどに困難を抱えるLD(学習障害)、自閉症などいくつかの診断名がある(それらを大きく括った診断名は「自閉症スペクトラム」)。そうした発達障害児に振り回されて、先生方が実に大変な思いをしているようなのだ。

この問題は近年急速に拡大している感があり、先日も、全国の公立小中学校で「通級指導」を受けている児童と生徒が、初めて9万人を超えたという文部科学省の調査結果が報じられた。

通級指導は、〈比較的軽い障害がある児童・生徒が、特別支援学校や特別支援学級ではなく通常学級に在籍しながら、各教科の補充指導などを別室で受ける制度〉(毎日新聞の記事より)のこと。重い障害児についてはあまり話題にならず、もっぱら〈比較的軽い障害〉の増加が注目されている。

文科省の同調査では、昨年5月1日の時点で通級指導を受けている子が、前年度比6520人増であった。調査を始めた1993年度との比較では、なんと7.4倍増。潜在的には、通級指導が必要な子はプラス数万人いるとの説もある。なにやらオオゴトだ。

ただし、この問題は、実態の把握からして難しい。はたして発達障害児は本当に増加しているのか、増えているならそれはなぜか。いまだ定説はない。

発達障害児は増えている。そう見る向きの中には、増加理由として、ワクチン接種やサプリメントなどの害、空気中の汚染物質の影響を指摘する人もいる。完全母乳哺育による栄養不足が原因だと言う医師もいるし、父親の高齢化との関連性が明らかだとする論文もある。玄人たちの間でも見解がバラバラだ。とても私が正解を選べる話ではない。

けれども、1993年度から2015年度の僅か20年余りの間に、通級指導の子が7.4倍にもなったという事実は、上記のような理由からだけではとても説明しきれない気がする。そこには統計のからくりがあるはずだ。と、ずっと思っていたのだが、今回、文科省自ら〈学校現場での理解が広がり、把握が進んだ結果とみている〉という説明をしていた。ならば、腑に落ちる。

発達障害の診断概念がどんどん広がり、診断名が付く子の人数がそれに伴い急増したわけだ。もっと平たく言うと、かつてだったら「ちょっと変わった子」や「落ち着きのない子」「カンの強い子」と言われていた層が、すぐ「発達障害児」にされてしまう時代となったのである。

つまり、そう診断される子は増えたが、そういうタイプの子が増えたわけではない。20年前にはスルーされていた子が、医学の進歩の結果か、社会が神経質になったせいか、背景はさておき、今はチェックの対象になった。結果、統計上の数字でも、現場の実感値でも発達障害児が増えた。たぶん、そういうお話なのである。

実際、中学生以下の子を持つ親の多くが感じているはずだが、この問題に対して最近の学校はとても敏感だ。ちょっと変わった拘りを持っていたり、落ち着きがなかったり、癇癪を起こしたり、なんらか平均値から大き目に外れた傾向の子を見つけると、けっこう簡単に「いちど診てもらうことをお勧めします」と言ってくる。学校だけでなく、保育園や幼稚園でもそうだ。

さらに、親側の態度もだいぶ変わった。昔は、「うちの子が発達障害だなんて!」と受診を拒む親の方が多かったが、今は逆だと聞く。育児に手を焼いている親が自ら進んで検査や診察を受けに子供を連れてくる。「発達障害」の診断名をもらって、ほっとした表情になる親も少なくないそうだ。

口の悪い人は、この状況を「発達障害ブームだ」と苦笑する。たしかに、特効薬があるわけではなく、子供個人ごとにアプローチの異なる心理療法を施せるプロが大勢いるわけでもないから、毎年何千人と増えている発達障害児たちのたいていは、診断名をもらいましたハイ終わり、みたいなことになっている。医療的にはだいたいそうである。

あとは、周囲がその子の障害を理解してあげましょう、ありのままのその子を受け入れてあげましょう、と通級指導を受けるだけ。ザッツオールだ。

私はこうした「発達障害ブーム」に首をひねるが、だからと言ってスルーしていた昔のほうがおおらかで良かったとは考えない。「ちょっと変わった子」「落ち着きのない子」「カンの強い子」を、それはそれとして認めていたのなら別だが、自分の子供時代を振り返るに、そんな牧歌的なものではなかった。彼や彼女の社会性の欠如は、揶揄や嘲笑のネタにすぎなかった。

昔は、「斬り捨てる」という意味でスルーしていたと言ったほうが適確だろう。それに比べて、今は社会が彼や彼女を受け入れようとしている。そのことは進歩と評価していいはずだ。

だが、問題は山積している。受け入れ先が、すでに悲鳴をあげている。その代表が、学校の現場、クラスの担任だ。

通級指導を受けている児童と生徒がふだん通っている通常学級の先生方は、それでなくても大量の業務に忙殺されている。自分のクラスの子が発達障害と診断されたら、その子専用の教育体制をとる必要が生じる。でも、現場にそんな人的資源も対応ノウハウも存在しない。だから、結果、ちょっと目を離した途端、教室の床で赤ちゃんハイハイが始まってしまうのである。

昔だったら、怒鳴りつけて教室の後ろに立たせるなりしていたのだろうが、障害児と診断されたからにはそうもいかない。出来る限り、その子に寄り添わねばならない。しかし、その子に時間を使えば、教室の他の子供たちが「えこひいきだ!」と文句を言い出す。みんなで発達障害を理解しましょうね、わかりましたクラスメイトで力を合わせて寄り添います、だなんて話にはならない。そんな絵空事より、学級崩壊への道のほうがずっとリアルだ。

この問題、解決したいのなら、人的資源を投入し、対応ノウハウを現場が探っていくしかない。各学校に、発達支援教育専門の教師を必置し、1クラスあたりの定員を現在の40人から20人へ、少なくとも30人には減らす。そのぶん教員数は増やす。そうするには、公教育に投じる予算を大幅に引き上げる必要がある。カネと手間がかかる。

いくら急増しているとは言っても、発達障害と診断されている児童や生徒は100人に1人くらいだ。その子のためにそこまでやる?

やっていいのだ。そうして改革した公教育は、診断されない99人にとっても、圧倒的に質の高い学びを提供できるようになるからだ。そしてそれは国力の増強につながる。

私はそう思うのだが、現場の教師たち以外に、どれだけ賛同者がいるのか。45人定員のぎゅうぎゅう詰め教育を懐かしく振り返る大人たちだって少なくない。国民の理解を得るのは、そう簡単じゃないとも思う。

参照元 : NEWSポストセブン






タイで日本人観光客を狙う日本人の詐欺師が増加

同胞だからと油断禁物。「日本人を狙う日本人詐欺師」がタイで増加

2016年3月4日(金)9時21分配信
 
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ここ数回に渡り、この数年で3倍近くに増えた在タイ邦人社会の中で生じているさまざまな「軋轢」についてリポートしてきた。

◆変貌する南の楽園。在タイ「ママ友」社会で増す軋轢

◆在タイ邦人社会に増える「日本人同士の足の引っ張り合い」

そして、日本人増加で日本人相手に商売が成り立つようになったのは何も「表社会」の人だけではないのが現状だ。

日本でもともと裏稼業に手を染めていた者、タイに来てから裏の稼業に手を染める者。それぞれいるが、いずれにしろ在タイ邦人社会では「裏」の人間も台頭しているのだ。『変貌する南の楽園。在タイ「ママ友」社会で増す軋轢』の冒頭で触れたように、タイでは自殺する日本人も増えているが、そうした人の中には暴力団関係者もいる。日本でなにかやったのか、タイでなにか不祥事をしでかしたのか、潜伏生活をしているうちに逃げ場がなくなり、自ら死に走ることがあるようだ。

◆在タイの日本人を狙う日本人詐欺師

また、日本人詐欺師も増えている。ある飲食店経営者は数年前に起業支援をするという人物に騙された。

「今の店は態勢を立て直して再出発したもので、以前、飲食店を開きたいとある日本人に相談したところ、顧問料や通訳料などを取られ、ことあるごとに追加料金を巻き上げられた挙げ句、実際には約束していた店舗の確保や許可証の申請などなにもしてくれませんでした」

こういったケースは枚挙に暇がない。ほかにはありもしない架空の企業や、実際には存在するがまったく本人とは関係のない企業もしくは飲食店の権利売却を持ち込んできて多額の金を巻き上げることもある。

◆詐欺業者のせいで不法就労!?

近年であった大きな日本人の詐欺事件では、会社や飲食店経営者のビザや労働許可証、月々の会計報告まで引き受けていた会計事務所を経営する男が、実はなにもしていなかったために何百人という日本人が被害に遭った。正式に働いていると思っていたら不法就労だったのだからたまらない。彼は最終的にタイの大手銀行からも金を騙し取ったとして、さすがに警察も動いて逮捕となった。

高額の詐欺はそう頻繁に起こるものではない。しかし、せいぜい数万円から数十万円程度の少額の詐欺はそれこそ掃いて捨てるほど発生している。

日本においても詐欺事件は証拠固めが困難で、立件するためにときには数年もかかる。タイでも少額であると立証しづらい上、どうせ外国人同士の揉めごとなのだからと警察もなかなか動いてくれない。そのため、日本人の少額詐欺事件は毎日たくさん起こっているにも関わらず、ほとんどは表に出てこないし、詐欺師も堂々と暮らしているほどである。

筆者もそれと知らずにつき合いのあったタイ在住者の中で3人も詐欺をしていた人がいたし、別にいるもう1人は限りなく黒に近い。この4人のうち2人はいまだタイ国内で暮らしていることが確認できている。

◆「海外で暮らす同胞だから」では足を掬われる

タイは住みやすい国だ。年々近代化すると共に、幸運にも和食ブームで、親日家も多い。この数年でクーデターが起きたり、洪水が発生してきたにも関わらず在留邦人は増加の一途を辿る。タイは殺人事件の発生件数が人口比では日本の数十倍にもなるというが、一般的な生活圏内で普通に暮らしている分には危ない目にも遭うことはない。タイ人もこちらから刺激しない限りは悪人だっておおらかなほどである。

しかし、気をつけたいのは本来なら信頼し合っていくべき日本人となっている。日本社会の縮図がバンコクの日本人社会であり、海外に暮らす同胞だから助けあうのは当然、という至極普通の考え方は逆に足をすくわれてしまう。これがバンコクの現実なのだ。

<取材・文・撮影/高田胤臣(Twitter ID:@NaturalNENEAM)>

参照元 : HARBOR BUSINESS Online




地球温暖化は嘘 実際は南極の氷が増加していた

温暖化による理論が破綻“南極の氷増加” 海面上昇の原因はどこに…

2015年11月14日(土)14時30分配信

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地球温暖化の影響で減少し続けているとされてきた南極の氷が、実は増えていたことが米航空宇宙局(NASA)の観測結果で5日までに分かった。温暖化で南極の氷が溶け出し、海面が上昇しているとの従来の学説を覆すものだ。NASAでは、「海面上昇の要因が南極以外にあることがはっきりしただけ」としているが、温暖化問題を論ずる際の大前提が揺らいだのは事実であり、今月末からフランス・パリで開かれる国連の気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)での議論にも影響を与える可能性がある。

■増加率は鈍化傾向

1日付米紙クリスチャン・サイエンス・モニターや、3日付米CNNテレビ(いずれも電子版)などによると、NASAのゴダード宇宙飛行センター(メリーランド州)らの科学者でつくる研究チームが10月30日、学会誌に発表した。

研究チームは、NASAと欧州宇宙機関の人工衛星が1992〜2008年に南極氷床の高さを観測したデータを収集し、詳細に調査した。その結果、氷は92年〜01年には年間1120億トン増えた。03年〜08年も年間820億トンの増加を記録するなど、増加率が鈍化していたものの、一貫して増加傾向をたどっていたことが判明した。

では、なぜ氷が増えたのか。その原因は1万年前から降り続く雪だという。雪は毎年1・7センチずつ積もり、数千年にわたって氷の中に圧縮されていく。増加分はこれらの雪とみられる。

■定説の理論が破綻

これまでの学説では、海面上昇の原因は、南極大陸やグリーンランドから溶け出した氷だといわれ、南極西部の氷が溶け出すと地球の海面が約3メートル上昇するといわれてきた。

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が13年に発表した報告書では、温暖化の影響で南極の氷は減り続けており、海面が上昇していると断言していた。

また、多くの学者もこれまで、南極の東部や内陸部では氷が増加傾向にあるものの、南極半島と、この半島を含む西部の一部では、温暖化の影響で氷が溶けて減少し続けていると主張。全体として氷は減少しているとして、もはや異論を差し挟む余地はないとみられてきた。

研究チームのリーダーを務めるNASAの雪氷学者、ジェイ・ツバリー氏も今回の研究成果が「南極に関して言われている一般論と食い違っている」と指摘。そのうえで、大陸西部にある南極半島などでは他の研究と同様に減り続けているが、「西部でも内陸部では、東部とともに減少分を上回る勢いで増えていることが確認できた」と明言している。

今回の研究結果が正しいとすれば、「温暖化で南極の氷が溶けて海面が上昇している」との論理は破綻することになる。

■グリーンランドの影響大

もっとも、ツバリー氏ら気候科学者たちは、今回の研究結果が温暖化の終わりを意味するものにはならないともくぎを刺す。

ツバリー氏は「IPCCの報告書の内容が間違っているとしたら、(グリーンランドなど)他の地域で起きている氷の融解などの影響が、従来の推定より大きいことになる」と指摘、海面上昇の原因が南極以外にあることがはっきりしただけで、問題がより複雑化するとの考えを示している。

さらに、今回の研究結果で、南極西部での氷の溶け方が加速する一方、氷の増加傾向は近年、緩やかになっていることも判明しており、ツバリー氏は「(西部での氷の減少ペースが)今のまま続けば、今後20年〜30年で全体でも減少に転じるのではないか」ともしている。

今回の結果は、温暖化そのものを否定するものではないが、ことは地球規模での重大な問題だけに、予断を持たずに議論することの重要性を改めて示したといえそうだ。

参照元 : 産経新聞


「南極の氷は増えていた」NASA 海面上昇は別要因

2015/11/06 11:55

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温暖化によって減少したとされる南極の氷について、NASA(米航空宇宙局)は、実際には増えていたとする研究内容を発表しました。

NASAによりますと、人工衛星から南極を観測した結果、西部では氷が減少しているものの、東部や内陸部では増加していて、「南極全体では氷は増えている」ということです。1万年ほど前から降雪量が増えて圧縮された雪が氷となり、蓄積していることが原因だとしています。

国連の関係機関などは、これまで温暖化によって南極の氷が解け出し、海面が上昇したとの見方を示していましたが、NASAは南極の氷が原因ではなく、別の要因があったと指摘しています。

参照元 : テレ朝ニュース

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ダウン症で生まれる赤ちゃんの数が過去15年間で約2倍に増加

ダウン症児の出生、過去15年で倍増 全国調査から推計

2014年4月19日03時35分
 
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ダウン症で生まれる赤ちゃんの数が過去15年間で約2倍に増えているとする推計が、日本産婦人科医会の全国調査の分析をもとにまとまった。高齢妊娠の増加に伴い、ダウン症の子を妊娠する人が増えていることが背景にあるという。同医会が全国約330病院を対象に毎年実施している調査結果を、横浜市立大学国際先天異常モニタリングセンターが分析した。

ダウン症で生まれた赤ちゃんの報告数は1995年が1万人あたり6・3人で、2011年は13・6人と倍増していた。

また、ダウン症を理由に中絶をしたとみられる数も推計。95〜99年の中絶数を基準とすると、05〜09年は1・9倍に増えていたという。妊娠を継続していれば生まれていたとされるダウン症の赤ちゃんの数の推計では、11年は1万人あたり21・8人だった。

調査では実数を出していないが、11年の人口動態統計の出生数に当てはめると、ダウン症の赤ちゃんは約2300人生まれるはずだったが、実際に生まれたのは約1500人となる。差の約800人の一部が中絶されたとみられる。

この15年間で超音波検査による出生前診断などが広がっている。昨年4月には、妊婦の血液から胎児の染色体異常を調べる新型出生前診断が導入された。半年間の集計では、異常が確定した56人のうち9割以上が中絶を選んでいた。

センター長の平原史樹教授は「今後、中絶数がどう変化するか、注意深く見守っていく必要がある」と話す。結果は19日、東京都内で開かれる日本産科婦人科学会学術集会で発表される。(岡崎明子)

参照元 : 朝日新聞


ダウン症が増加した原因は、遺伝子組換食品、もしくは遺伝子組換飼料を食べて育った牛、豚、鳥の食べ過ぎか?それとも放射能の影響か?





すぐにカッとなり殺人にまで発展 抑制力のない人が増加した理由とは?

カッとなり殺人に発展も 抑制力のない人増加した理由は何か

2013.10.01 07:00
 
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毎日報じられない日はない殺人事件のニュース。介護疲れの末に、あるいは恋愛や金銭関係のもつれから…。事情はさまざまだが、それにしてもあまりにも簡単に人を殺す人が多すぎないだろうか。

9月13日、午前6時すぎ。京都市東山区にある華頂短期大学構内で凄惨な殺人事件が起きた。警備員の白江義彦さん(58才)は出血性ショックで死亡し、京都府警東山署は住所不定無職の大迫真一容疑者(22才)を現行犯逮捕した。

大迫容疑者は取り調べに平然とこう答えた。

「大学の地下駐車場で一夜を過ごし、朝起きて散歩していたら、警備員に“敷地内から出ていってくれ”と注意され腹が立った。最初から殺すつもりで殴った」

白江さんは警備員としての職務を果たしただけ。それを腹が立ったという理由で殺す。このあまりに理不尽な言い分には、驚くばかりだ。

昨年夏に警視庁が行った「体感治安の向上と身近な犯罪の被害状況」という調査によると、「自分や家族が何らかの犯罪に巻き込まれるかもしれない」と不安に感じている人は、全体の77.3%にのぼった。また、今年2月に行われた第4回同調査では、街で発生する暴力事件について、「とても増えている」「増えている」と感じる人が45.1%に達した。つまり暴力事件が増えていると感じる人が全体の半数近くもいる。これが世界で最も安全といわれる国の実態なのだ。

「なぜそう感じるのか」を尋ねると、以下の回答が上位を占めた。

◎キレやすい人が増えた 76.6%
◎規範意識の低下 71.5%
◎暴力に関する刑罰が軽い 45.2%

キレやすい人間は確かに増えている。象徴的なのが、鉄道駅員に対する暴行件数の増加だ。2012年度に私鉄16社の駅や車内で発生した駅員、乗務員への暴力行為は計231件を数え、統計を取り始めて以来、ワースト2位を記録した。2008年度から5年連続で200件を超えている。

JR東海も2012年度の駅員への暴力行為が155件と過去最高となり、集計を開始した2005年度の69件から倍以上に増加している。私鉄、JRともに酔客による暴力が目立つが、「車内で喫煙している乗客を注意したら殴られた」「終点で声をかけたら蹴られた」など迷惑行為を注意したり、何も落ち度がないのに突然暴行を受けるケースが目立ったという。

タクシーの運転手など、無抵抗の相手への暴行事件も後を絶たない。誰でもついカッとなることはある。かといって、それが殺人にまで発展するケースはあくまでも特殊ではないのか。

東京工業大学名誉教授(犯罪精神医学)の影山任佐さんは、「人を殺す可能性はどんな人にでもある」と強調する。

「人間はさまざまな要因が重なって人を殺すにいたりますが、最も大きな要因はその人に衝動性や攻撃性に対する抑制力がないこと。血が流れようが、相手が命乞いしようが、それでもブレーキがかからない。まわりが見えなくなるほどの興奮状態が続いてしまうんです。実はこの抑制力をもっていない人が増えていて、もはや誰もがその可能性を秘めているのです」

今年6月、広島で起きたいわゆる「LINE殺人事件」もその典型だ。きっかけはお互い親友と呼び合う16才の少女のちょっとした言い合いだった。それがLINEでやり合う中でエスカレートしていく。

「殺したるわい」
「来いや」

いつしか後戻りできないところにまでなり、ひとりの少女を7人の男女で顔がわからなくなるほど殴打し、山中に棄てた。影山名誉教授の指摘するように、「抑制力」がないことがより重大な犯罪の入り口となったことは間違いない。日本人の心理や文化に詳しい国際日本文化研究センターの鈴木貞美名誉教授は、そうした抑制力をもたない日本人が増加した理由をこう分析する。

「最近の日本人は人を殺してはいけないという倫理感が壊れた上にストレスを過剰にため込み、他者とコミュニケーションできない人が多い。“私は怒っています”という感情を言葉で伝えることも、口喧嘩してガス抜きすることもない。それができないからギリギリまでため込んで、突如それが噴出し、暴力となって表れる」

かくして、「腹が立った」「ムカついた」「イライラする」など、些細な理由で人を殺してしまうわけだ。

参照元 : 女性セブン2013年10月10日号
http://www.news-postseven.com/archives/20131001_213995.html 

【関連記事】
京都市東山区林下町の華頂短期大学で警備員が男に殴られ死亡 傷害致死容疑で住所不定、無職・大迫真一容疑者(22)を現行犯逮捕
http://blog.livedoor.jp/charosuke0127/archives/51926691.html
LINEのやりとり無視された事に腹を立て、知人の少年を暴行し、現金を奪って逮捕された16歳の少年4人、少年の足首をロープで縛って川に突き落とし、ライターで火炙り ⇒ 殺人未遂で再逮捕
http://blog.livedoor.jp/charosuke0127/archives/51923643.html

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