在シリア・ロシア大使館 迫撃砲を受ける

2015年10月13日 18:22

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在シリア・ロシア大使館が、同大使館の近くでロシアの行動を支持する集会が行われている最中に、迫撃砲による砲撃を受けた。

13日、大使館職員がリア・ノーヴォスチ通信に伝えたところによると、大使館職員に負傷者はいないという。 職員は、「2発の迫撃砲弾がダマスカスのロシア大使館領内に着弾した。大使館職員に負傷者はおらず、物的被害があっただけだ」と語った。

また目撃者がリア・ノーヴォスチ通信に伝えたところによると、シリアにおけるロシアの行動を支持する集会が行われていた場所の近くでも、数発の迫撃砲弾が爆発したという。

AP通信は、砲撃はシリア反政府勢力によるものだと報じた。

参照元 : SPUTNIK


シリアのロシア大使館に砲弾撃ち込まれる

2015年10月13日 21時02分
 
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シリアにあるロシア大使館の敷地に砲弾が撃ち込まれ、アサド政権を支援してシリアでの空爆を続けるロシアに対して反発する反政府勢力による報復という見方が出ています。

ロシアのインターファクス通信は13日、シリアの首都ダマスカスにあるロシア大使館に向けて砲弾が撃ち込まれ、敷地内に着弾したと伝えました。大使館員にけがはないということですが、詳しい被害の状況は分かっていません。

当時、大使館の周りには、ロシアがアサド政権を支援して先月からシリアでの空爆に乗り出したことに感謝するため、アサド政権の支持者数百人が集まっていたということです。

この空爆について、ロシアは、過激派組織IS=イスラミックステートを壊滅することが目的だとしていますが、反政府勢力は、ISだけでなく、みずからも空爆の対象になっていると反発していることから、今回の砲撃は反政府勢力による報復という見方が出ています。

また、前日の12日には、ISとは別のイスラム過激派組織「ヌスラ戦線」の指導者がインターネット上に音声の声明を出し、すべての反政府勢力に対してアサド政権やロシアと戦うため結集するよう呼びかけるなど、ロシアの軍事作戦をきっかけにシリアの内戦は一層激化しています。

参照元 : NHKニュース


ラヴロフ外相:ロシアは在シリア・ロシア大使館への砲撃をテロとみなす

2015年10月13日 19:20

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ロシアのラヴロフ外相は、在シリア・ロシア大使館が砲撃されたことについて、ロシアはこれを国際的なテロリズムと戦う闘士たちを脅すことを目的としたテロとみなしていると発表した。

ラヴロフ外相は、次のように語った−

「シリアのダマスカスにあるロシア大使館への砲撃だが、この報道は実際にロシア大使によって確認された。大使館領内に2発の迫撃砲弾が着弾した。これは、恐らくテロとの戦いを支持する人々を脅かし、彼らが過激派との戦いで打ち勝つことを許さないことを目的とした明らかなテロ行為だ」。

参照元 : SPUTNIK