中国の国体、けんか・かみつき・抗議が日常茶飯事―仏メディア

2013年9月13日 12時30分
 
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2013年9月13日、AFP通信は「けんか、かみつき、抗議が中国の“オリンピック”だ」と題する記事掲載した。環球時報(電子版)が伝えた。 

けんか、かみつき、いんちき。中国の国体にあたる「全運会」で繰り広げられる抗議シーンには驚くばかりだ。4年に1度の同大会は「中国のオリンピック」と呼ばれ、今年は瀋陽で開かれた。メダル獲得は昇進のきっかけにもなり、逆に失敗すれば解雇の危機にもなる。専門家は「選手をカネで鼓舞することもある」と指摘する。 

一方で、大会の現場では意外な光景が見られる。遠泳競技で女子選手同士が接触し、つかみ合いになり、片方がかみついてけがをさせた。女子ラグビーでは審判の判定に不満を持ったチームが、「消極試合」で抗議するシーンもあった。 

全運会は1959年にスタートしたが、今では五輪や世界大会に押され、存在意義が低下しつつある。しかし、一部の選手にいわせれば、メダル獲得で昇進や飛躍のチャンスをつかめるということだ。(翻訳・編集/AA)

参照元 : レコードチャイナ
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76742&type= 

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