安保法案反対デモ:「憲法破壊だ」…国会周辺に4000人

2015年07月31日 20時26分

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◇「反対する学者の会」と「SEALDs」呼びかけ

安全保障関連法案に反対する学生と大学の教授らが31日、国会議事堂に近い東京・平河町の砂防会館で抗議集会を開き、国会周辺で請願デモを行った。集会は2部構成で、計4000人(主催者発表)が参加し、「学生と教職員が同じ大学人として、憲法破壊の法案に反対する」などと訴えた。

集会は、有識者らでつくる「安全保障関連法案に反対する学者の会」と、学生らの「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs=シールズ)」が呼びかけた。

「学者の会」の岡野八代・同志社大教授は「いま、日本の民主主義は怒号にまみれているが、いろんな立場の人たちが全国で安保法案を止めるために立ち上がっている」と壇上で力を込めた。シールズの奥田愛基さんは「法案は違憲の可能性が高いと言われ、安全保障上必要なのか疑問だ。憲法を無視することは、国民を無視することだ」と訴えた。

デモでは「安倍を倒せ」「9条壊すな」など、さまざまなプラカードを掲げた学生や大学教員、市民が安倍政権に抗議の声を上げた。【三股智子】

参照元 : 毎日新聞


「SEALDs」と学者の会が合体 反安保法案共同デモ

2015年7月31日21時54分

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安全保障関連法案が参院で審議入りしてから初の金曜日となった31日夜、法案に反対する学生と学者がともに国会前に集結し、デモ行進や抗議行動を行った。

主催したのは、毎週国会前でデモを続けている学生団体「SEALDs」と、1万2千人を超える学者たちが賛同する「安保関連法案に反対する学者の会」で、両団体の共同デモは初めて。名古屋や九州など全国の大学から教員と学生がともに駆けつけ、大学名を記したプラカードを掲げる姿も見られた。

スピーチに立った早稲田大・水島朝穂教授(憲法学)は「デモの参加者の向こう側には1千万、2千万の国民がいる。誰も納得していない。廃案しかない」と声を上げた。

参照元 : 朝日新聞

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