DHC会長「8億円は選挙資金」 要請メールも

2014年3月29日16:28
 
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みんなの党の渡辺喜美代表の8億円借り入れ問題で、資金を貸した化粧品大手・DHCの会長がJNNの取材に応じ、「選挙資金として貸したもので、個人的な借り入れとする渡辺氏の主張はおかしい」と反論しました。

この問題は、みんなの党の渡辺代表がDHCの吉田嘉明会長から、2010年の参議院選挙と2012年の衆議院選挙の直前に合わせて8億円を借り入れ、5億円余りが返済されず、借り入れとして残っているものです。

「あくまでも個人としてお借りした。選挙資金としてお借りしたわけではない」(みんなの党 渡辺喜美代表 27日)

渡辺氏は「選挙資金や政治資金ではなく、個人として借りたもの」としていますが、DHCの吉田会長は29日、JNNの取材に対し、「渡辺氏の要請を受け、選挙資金として貸したものだ」と反論しました。

吉田会長によりますと、2012年の衆院選の直前には、渡辺氏から携帯メールで「最終的には公認候補は60人くらいになりそうです」「あと5億ほど必要になります」と借り入れの要請があり、その2日後、実際に渡辺氏の個人口座に5億円を振り込んだということです。また、吉田会長によりますと、8億円の返済について、渡辺代表は当初、金利も合わせて予定通りに返済していましたが、その後、徐々に滞っていたということです。

Q.どういうものに使った?
「私は酉の市によく参ります。かなり大きい(熊手を)買って帰ります。政治資金を使うわけにはいかない。これは個人財産で買って帰る」(みんなの党 渡辺喜美代表 27日)

吉田会長は「政党の代表という立場にある人なので、返済については心配していなかった」「個人的に使ったとするならば、何に使ったかをはっきりしてほしい」としています。

参照元 : TBSニュース


8億円借り入れ問題 渡辺代表が吉田会長に反論

2014/03/29 17:37

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みんなの党の渡辺代表は、化粧品大手「DHC」の吉田会長から8億円を借りていた問題で、ANNの電話取材に応じ、5億円の借金を要求したとされるメールは送った覚えはないと反論しました。

この問題で吉田会長は、渡辺代表からおととしの衆議院選挙前に「5億ほど必要になります」などと記したメールを受け取ったとして、金は選挙資金だったとの認識を示しました。

みんなの党・渡辺代表:「そういうメールを出した覚えは全くない。いつごろのメールか分からないが、2年前の選挙だと2012年でしょうか。そのころ使っていた携帯電話は今、無い。手元にね。確認のしようがない」

また、吉田会長が「私と渡辺さんは政党助成金で選挙後に返すという認識だった」と話したことに対しても渡辺代表は反論しました。

みんなの党・渡辺代表:「政党助成金は、借金返済の財源にしてはいけないと法律に書いてあるはずだ。ですから、そんな法律違反をぬけぬけと吉田会長に私が言うはずない」

ただ、渡辺代表は、国から政党に支給される立法事務費は借金返済の財源になり得るとの考えを示しました。渡辺代表に対しては、与野党から説明責任を求める声が強まっています。

参照元 :
テレ朝ニュース

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