巨大怪物イカ「クラーケン」出現か!? グーグルアースが体長120mの巨体をハッキリ捉えていた!

2016.06.17

デジタル地球儀「グーグルアース」は、いまや世界中の探検家やトレジャーハンター、オカルト評論家たちにとって欠かせないツールだ。衛星画像に目を凝らすことで、行方不明となっているMH370便の機影、古代遺跡、そしてUFOまでもが発見される時代に突入しているのだ。もちろん歴史的資料の分析も必要ではあるが、信ぴょう性の面において地球全体をカバーする高解像度画像に勝るものはないだろう。

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■南極海に現れた巨大イカの怪物

そして今、このグーグルアースが、伝説的生物の実在さえ証明しつつあるようだ。なんと、北欧で語り継がれてきた海の怪物「クラーケン」の姿が、クッキリと衛星画像に写り込んでいることが判明したのだ。何はともあれ、まずは解説動画をご覧いただこう。



南アメリカ大陸最南端であるアルゼンチンの「ホーン岬」からさらに南方、南極海に浮かぶ「サウス・シェトランド諸島」――。問題の怪物は、この氷河に覆われた島々の近くで発見された。捕鯨会社の基地などが建つ円形の島「デセプション島」の南西海上(座標:63° 2'56.73"S 60°57'32.38"W)に、巨大なイカの“えんぺら(みみ)”部分が顔を出していたのだ。周囲に広がった波紋も加味すると、ただならぬ巨体である可能性が高い。

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これに気づいた世界的UFO研究家のスコット・ウェアリング氏によると、超巨大イカの全長は海面下の“あし(げそ)”部分も含めて120m以上になると推測されるという。近年は日本でもダイオウイカの水揚げが相次いでいるが、その体長は最大でも20m程度と考えられている。そのためウェアリング氏は、衛星画像に写り込んだイカが、伝説の巨大イカ「クラーケン」であると確信しているようだ。

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■島や岩の見間違えではない!

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海の怪物「クラーケン」は、かつてノルウェー近海やアイスランド沖で頻繁に出現し、長い触手で数多くの船を沈没させたという。しかし、歴史上の文献を紐解けば、19世紀にアフリカ南部アンゴラ沖に出現したとの記録もあるため、北海と同じく海水温の低い南極海で密かに生息していた可能性も捨て切れないだろう。なお、今回の衛星画像は2013年12月4日に撮影されたものだが、その前後の衛星画像は存在しない。これは、該当海域に撮影対象が存在するタイミングが一度しかなかった、つまり「島や岩の見間違え」ではないことを示している。

驚くべき発見に、世界のネットユーザーの間では「化け物クジラだ」「絶滅した首長竜かもしれない」「何らかの人工物ではないか」「海底から飛び出してきたUFOの可能性もある」など、さまざまな憶測が飛び交っている状況だ。果たして人工衛星は、古代から中世・近世を通じて漁師たちを震え上がらせてきた伝説の巨大イカ「クラーケン」を、世界で初めて捉えることに成功したのか? いずれにしても、衛星画像が撮影された時、その場所に“何か”がいたことだけは確かである。

(編集部)

参考:「UFO Sightings Daily」、「The Daily Mail」、ほか

参照元 : TOCANA

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コロッサルスクイッドは、世界最大級の無脊椎動物として知られている

コロッサルスクイッドはダイオウイカ以上に巨大なイカ(伝説のクラーケン並み)である-可能性を持ち、体長は約12- 14mとされる(比較資料:1 E1 m)。

また、2003年に南極海で幼体が捕獲され、更に2007年2月に捕獲された未-成熟の個体でも、外套膜だけで、250cm、体重450kgにも達しており、成熟個体では触腕を含めた-全長が20mに達することがあるのではないかとも言われてもいる。

南極海周辺の深度2,000mの深海域に棲息している。ダイオウイカと同じく、深海棲-の大型のイカや魚を餌にしていると考えられている。

頭足類の寿命を考慮すると、数年の短い一生の間で巨体に成長することは大きな謎に包ま-れている。これまで捕獲されてきた個体の全てはメスであり、オスの個体はいまだに発見されたこと-がないが、その理由についても未解明のままである。