被害総額“108億円”詐欺容疑で女2人を逮捕

2015/09/10 05:57
 
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嘘のもうけ話を持ち掛けて女性から現金をだまし取ったとして、化粧品販売会社社長の女ら2人が逮捕されました。一連の事件で、被害総額は少なくとも108億円に上るとみられます。

藤原道子容疑者(60)らはおととし、兵庫県姫路市内で66歳の女性に「銀行の設立に関わった死んだ母の名義で特別枠の預金運用ができる」などと嘘のもうけ話を持ち掛け、現金合わせて3000万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、藤原容疑者は少なくとも7年前から出資者を通じて別の出資者を募るいわゆる「ネズミ講」のような仕組みを作っていて、被害は480人、108億円に上るということです。警察は藤原容疑者の認否について明らかにしておらず、経営する兵庫県西脇市内の化粧品販売会社を家宅捜索し、詳しい経緯を調べています。

参照元 : テレ朝ニュース