イオン元執行役がインサイダー取引か　金融庁に勧告

2014/05/30 18:16

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流通大手「イオン」の元執行役がインサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会は、金融商品取引法違反で約200万円の課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告しました。

証券監視委によりますと、イオンの平林秀博元執行役は去年3月にイオンがスーパー大手の「ダイエー」にTOB（株式公開買い付け）をして子会社化することを会議で知り、公表前にダイエー株を1万4000株買い付けたということです。その後、売却して約110万円の利益を得たとしています。

証券監視委は、平林元執行役に約200万円の課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告しました。平林元執行役は、去年3月からイオングループのドラッグストア部門の責任者を務めていましたが、先月、解任されています。イオンは今回の件についておわびをしたうえで、「一層のコンプライアンスに対する意識の徹底を図る」とコメントしています。

参照元 ： テレ朝ニュース

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