勤務中パチンコの巡査 捜査書類盗まれ処分

2014年6月17日 19時01分
 
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佐賀県警察本部の20代の巡査が、勤務中に遊ぶために立ち寄ったパチンコ店の駐車場で、警察の公用車から事件の捜査書類が入ったかばんを盗まれ、先月、本部長訓戒の処分を受けていたことが分かりました。

処分を受けていたのは、佐賀県警察本部の20代の男性巡査です。県警察本部によりますと、この巡査は勤務中だったことし2月27日の午後9時半ごろ、遊ぶために立ち寄った県内のパチンコ店の駐車場で、パチンコをしている間に警察の公用車の窓ガラスを割られ、後部座席に置いていた事件の捜査書類が入ったかばんを盗まれたということです。

警察によりますと、盗まれたかばんは翌日、15キロほど離れた川で見つかり、現金9200円は無くなっていましたが、捜査書類はかばんの中に残されていたということです。巡査は先月、本部長訓戒の処分を受け「やるべきではないことをやってしまい申し訳ないことをした」と話しているということです。

佐賀県警察本部の吉丸卓伸首席監察官は「警察官としての自覚を欠いた行為であり誠に遺憾です。職員に対する指導を徹底し、再発防止に努めたい」と話しています。

参照元 :
NHKニュース