汚染水漏れの事故評価 「レベル3」に引き上げ決定

2013年8月28日13:27

福島第一原発で、タンクから高濃度の汚染水が漏れた問題で、原子力規制委員会は、国際的な事故評価の尺度を「レベル1」から「レベル3」に引き上げることを決めました。

タンクから300トン以上の汚染水が漏れた事故について原子力規制委員会は当初、国際的な事故評価尺度の「INES」で「レベル1」と暫定評価しましたが、その後、漏れた放射性物質の総量から重大な異常事象の「レベル3」に相当するとの見方を示していました。

福島第一原発の事故自体が「レベル7」と評価されていることから今回の事態を別に評価することが適当かどうかIAEA=国際原子力機関に助言を求めたところ、「適用できる」との回答が来たということです。このため、暫定評価を「レベル3」に見直すことを決めました。

一方で、事故の状況が確定しない段階でINESの評価を行えば、国際社会に混乱を与える可能性があるとして、評価とは別の手段で、事故の程度や対策を説明する方法も検討するとしています。

ソース : TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2008309.html

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