女子予備校生殺害 出頭の少年も同じ予備校に

2016年2月28日 18時37分

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27日夜、福岡市西区の路上で、予備校に通う19歳の女子生徒が刃物で刺されて殺害された事件で、手にけがをして交番に出頭した知り合いの19歳の少年は、去年春から女子生徒と同じ予備校に通っていたことが警察への取材で分かりました。警察は少年が女子生徒を刺したとみて、けがの回復を待って殺人の疑いで逮捕する方針です。

27日午後9時前、福岡市西区姪の浜の路上で近くに住む予備校生の北川ひかるさん(19)が首や顔などを刃物で刺されて倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。

通報があった直後、近くの交番に両手にけがをした19歳の少年が出頭し、「知り合いの女性をナイフで刺した」と話したということです。少年はその後病院で手当てを受けています。

警察によりますと北川さんは熊本県出身で、兄と2人で暮らしながら福岡市内の予備校に通っていたということですが、少年も去年4月から同じ予備校に通っていたことが警察への取材で分かりました。少年は予備校の寮で生活していたということです。

警察は、少年が刺したとみて、けがの回復を待って殺人の疑いで逮捕し、事件のいきさつを調べることにしています。

予備校関係者「まじめで模範的な生徒」
北川さんが通っていた福岡市内の予備校の関係者は、取材に対し、「非常にまじめで模範的な生徒でした。ずっと志望大学を目指して頑張っており、国公立大学の前期試験が終わったばかりなのに、事件に巻き込まれてしまい残念です」と話していました。

参照元 : NHKニュース




予備校少年「ばかにされたと思った」 事件直後に交番で

2016年2月29日13時44分

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福岡市西区の路上で27日夜、予備校生の北川ひかるさん(19)=同区=が刺されて殺害された事件で、同じ予備校に通う少年(19)=同市中央区=が事件直後に交番に出頭した際、「(北川さんに)ばかにされたと思った」と話したことが捜査関係者への取材でわかった。福岡県警は2人の関係を慎重に調べる。

県警によると、北川さんの死因は出血性ショックで、首や顔などに数十カ所の刺し傷や切り傷があった。現場には血の付いたナイフ2本とおのが残されていた。少年が事前に複数の凶器を準備し、計画的に北川さんを襲った可能性があると県警はみている。

捜査関係者によると、少年が近くの交番に出頭した際、知り合いの北川さんを刺したと話し「ばかにされたと思い腹が立った」などと説明したという。指の付け根に切り傷を負って入院しており、県警は回復を待って殺人容疑で逮捕する。

参照元 : 朝日新聞




福岡の予備校生刺殺、全身に20か所以上の傷

2016年02月29日 13時17分

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福岡市西区の路上で27日夜、近くの予備校生北川ひかるさん(19)が刺されて死亡した事件で、北川さんに20か所以上の切り傷や刺し傷があったことが捜査関係者への取材でわかった。

同じ予備校に通う少年(19)が「女性を刃物で刺した」と交番に出頭しており、福岡県警は、強い殺意があったとみて調べる。

司法解剖の結果によると、北川さんは、頭から足にかけて刃物によるとみられる切り傷や刺し傷が20か所以上あり、死因は出血性ショックだった。傷は首から上に集中していたという。両腕には、抵抗した際にできたとみられる傷もあった。

県警によると、27日午後8時50分頃、福岡市西区姪の浜の路上で、「男が女性を襲っている」と110番があった。約15分後、少年が「知り合いの女性を刺した」と近くの交番に出頭。少年は両手に深い切り傷を負っていた。現場には、血の付いたナイフ2本(いずれも全長二十数センチ)と、小型のおの(全長二十数センチ)が落ちていた。

参照元 : 読売新聞


19歳の女子予備校生 刃物で刺され死亡 福岡

2016年2月28日 4時46分

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27日夜、福岡市西区の路上で予備校に通う19歳の女子生徒が血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡しました。警察によりますと、手にけがをした19歳の少年が交番に出頭して、「知り合いの女性を刃物で刺した」と話したということで、警察は少年のけがの回復を待って殺人の疑いで事情を聴く方針です。

27日午後9時前、福岡市西区姪の浜で、「女性が男に襲われている」と近所の人から警察に通報があり、警察官が駆けつけたところ、近くに住む予備校生の北川ひかるさん(19)が血を流して倒れているのが見つかりました。北川さんは病院に運ばれましたが、刃物で刺されていて、およそ3時間後に死亡しました。

警察によりますと、現場の近くに血の付いた果物ナイフが落ちていて、通報があった直後、近くの交番に両手にけがをした19歳の少年が出頭し、「知り合いの女性を刃物で刺した」と話したということです。少年も病院に運ばれ手当てを受けていて、警察はけがの回復を待って殺人の疑いで事情を聴く方針です。現場は地下鉄の姪浜駅から北におよそ1キロの住宅街です。

参照元 : NHKニュース




「なぜ殺されなければ」 予備校生刺され死亡 受験直後、遺族ら悲痛の言葉 福岡

2016年2月29日(月)9時49分配信

福岡市西区の路上で27日夜、殺害された予備校生の北川ひかるさん(19)は、熊本県の進学校を卒業した後、福岡市の予備校に通い難関国立大を目指していた。前期試験を終え、結果を待ちながら勉強を続けていたさなか、突然に奪われた未来−。剣道やダンスもこなす自慢の孫を思い、祖母は「なんで殺されないかんかったとですかね」と言葉を絞り出した。

ひかるさんが中学まで暮らした熊本県天草市。祖母の北川キヨカさん(78)は28日早朝、親族からの電話で事件を知った。幼いころに父親の勧めで剣道を始め、学業もトップ。中学時代は生徒会長も務めたという。

「皆さんにほめられる優しい孫。みじょかで(かわいくて)みじょかで。『ミスコンテストに出てみらんね』と言うと、ニコッとしてね」

地元では夏に成人式が開かれており、ひかるさんも20歳を迎える今年、参加するはずだった。キヨカさんの自宅玄関には、レンタル振り袖のカタログが積まれている。「着物姿を見たかった。大学生活も楽しみにしとったとでしょうね…」。キヨカさんは手に取ったカタログに目を落とした。

地元天草を離れ、熊本市内の県立進学校に進んだひかるさん。ダンス同好会に所属していたが、人数の足りなかった剣道部から助っ人を頼まれ、大会に出場したという。当時の恩師は「稽古に意欲的で、剣道部員からも信頼されていた。おしとやかで控えめだったけれど、いつも明るい印象だった」。事件を「信じられないし、本当にショックだ」と話す。

ひかるさんは昨年4月から、福岡市西区のアパートで兄と一緒に暮らし、同市中央区の予備校に通っていた。アパート前で兄は「まだ気持ちの整理が付いていません」と言葉少なに語った。

予備校の責任者は取材に「非常にまじめで模範的な生徒だった。難関国立大の文系を目指し、前期試験の結果を待ちつつ、後期試験の出願届を出していた」と説明。トラブルなどは把握していないという。

ひかるさんを刺したと認めている少年(19)も同じ予備校に通っていたことについては「警察の捜査を待っている」と繰り返すにとどめた。

参照元 : 西日本新聞


ナイフ2本に斧を持っていたということは殺意があったということ。 知り合いだとしても一年弱。それに浪人生だから遊んだりということは無いだろうし、それでここまでの恨みが募るというのは、精神的にそもそもおかしい。

こいつの親に問題があるかもしれない。去年、北九州予備校で知り合いを刺した奴が居たが、あれも精神疾患 がある感じだった。



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