民進党富山県連、“印刷代”名目で1400万円不正取得か

2016年9月29日

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民進党富山県連が印刷代名目で支出した政党交付金が、実際には業者に支払われず不正に取得された疑いが浮上しました。使途不明金は1400万円以上に上ります。

「正しく会計処理上はしていたと、自分では思っています」(民進党富山議連 高田一郎 元代表)

国に提出されている政党交付金の報告書によりますと、民主党時代の富山県連は2010年から6年間にチラシなどの印刷代として富山市内の印刷会社に857万円あまりを支出したとしていますが、印刷会社に確認したところ、「民進党とは一切つきあいがない」と話しました。このほか2つの印刷会社でも入金や受注の記録のない印刷代が見つかり、不正取得の疑いのある印刷代は1400万円以上に上るとみられます。

この問題について、当時県連の金庫番だった高田一郎元代表は、会計処理上、不正はなかったと主張しました。

「幹事長や当時の代表が権限的なものを担っていて、必ずしも私が担当だからすべて扱っていいということではない」(民進党富山議連 高田一郎 元代表)

民進党県連では富山市議だった高田元代表と県議2人の合わせて幹部3人が印刷会社の白紙の領収書を使った政務活動費の架空請求で議員辞職しています。県連は政党交付金の問題は、自らは調査せず、党本部が主導的に調査するとしています。

「政党交付金というのは、国民の皆さま方から信頼を得て頂いているわけですから、それが不正に使われたというようなことがあってはならないと思っております」(民進党 蓮舫 代表)

一方、民進党の蓮舫代表は記者会見で、このように述べるとともに、すでに党本部として調査に着手したことを明らかにしました。

その上で、蓮舫代表は「不信、疑念があってはいけない」として、野田幹事長と江田代表代行の指揮の下、速やかに調査をして実態を解明する考えを示しました。

参照元 : TBSニュース

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