東京マラソン、警察官伴走=テロ対策で警備強化−小型カメラ装着、区間交代・警視庁

2015/02/04-18:29

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警視庁は4日、過激組織「イスラム国」による日本人人質事件やフランスのテロ事件などを受け、今月22日に開催される東京マラソンのテロ対策として、一般ランナーに混じって警察官を伴走させる「ランニングポリス」を出動させると発表した。国内初の試みとみられる。

ランニングポリスは機動隊などから選抜された64人で編成。全コースを10キロごとに4区間に分け、各区間に2人1組のペアを8チーム配置して交代しながら走る。箱根駅伝経験者も含まれる。

伴走者は小型カメラを頭に装着して映像をリアルタイムで警視庁本部に送信。特殊警棒なども携帯し、沿道の警察官と連携してテロの未然防止を図る。犯罪抑止や一般ランナーに心理的な安心感を与える効果も期待される。

東京マラソンには3万6000人が参加。2013年の米ボストンマラソンの爆弾テロ事件を踏まえ、前回大会は警備が強化された。警視庁は今回、約4500人態勢で警備などに当たる。人質事件でイスラム国が日本をテロの標的にすると宣言したことで、不審者対策を徹底する。

参照元 : 時事通信


「日本政府へのメッセージ」全文 ネット映像

2015年2月1日 13時40分

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1日公開された後藤健二さんが殺害されたとみられる映像声明の「日本政府へのメッセージ(英語)」の全文は次の通り。

日本政府へ。おまえたちは邪悪な有志国連合の愚かな参加国と同じように、われわれがアラー(神)の恵みによって権威と力を備え、おまえたちの血に飢えた軍隊を持つ「イスラム国」だということを理解していない。

アベよ、勝ち目のない戦いに参加するというおまえの無謀な決断のために、このナイフはケンジを殺すだけでなく、おまえの国民を場所を問わずに殺りくする。日本にとっての悪夢が始まるのだ。(共同)

参照元 : 中日新聞