2018/3/20(火) 10:13配信
【AFP=時事】2016年米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)陣営が利用した英国のデータ分析会社、ケンブリッジ・アナリティカ(Cambridge Analytica)は19日、同社がフェイスブック(Facebook)ユーザー5000万人の個人情報を不正に収集したとの疑惑を強く否定した。一方、英当局は同社のシステムを調査する方針を発表。こうした中、フェイスブックの同日の株価は前週末比で6.8%急落した。
ケンブリッジ・アナリティカは声明で、米大統領選でトランプ陣営に提供したサービスではフェイスブックのデータを使用しておらず、ターゲティング広告も実施していないと主張した。
だが英政府でデータ保護を担当する情報コミッショナーのエリザベス・デナム(Elizabeth Denham)氏は、同社のコンピューターサーバーを調べるため裁判所の令状を取る考えを表明。また、米国でも同社に対する調査を求める声が上がっている。
疑惑は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)と英紙オブザーバー(Observer)が報道。同社が合同で行った調査によれば、ケンブリッジ・アナリティカはダウンロードされたパーソナリティー予測アプリを用いてフェイスブックユーザー5000万人のプロフィルを作成できたほか、ユーザーの友人らのデータも収集したとされる。
報道を受けてフェイスブックはケンブリッジ・アナリティカのアカウントを停止するなどの対策を講じている。
19日の米株式市場では、フェイスブックのデータ流出問題がIT企業に対する規制強化につながりかねないとの懸念から大幅に反落した。【翻訳編集】 AFPBB News
参照元 : AFP=時事
フェイスブックへのいら立ち、ツイッターで炎上−個人情報の漏えいで
2018年3月20日 9:14 JST
米フェイスブックのユーザー数千万人分の情報を本人の同意なしに政治広告会社が保持していたとの一部報道を受け、同社株は一時、2012年9月以来最大の下げを演じた。ツイッターにもフェイスブックへのいら立ちが多く投稿された。
ブルームバーグの集計によると、ツイッターで表現されたフェイスブックへのネガティブな感情は19日、17年2月2日以来の高水準となった。ツイートの感情はブルームバーグが独自の分析を駆使して測定した。ネガティブな感情の強さとしては、過去4年で4番目。最もネガティブだった日は、フェイスブックなどの企業がトランプ米大統領に移民を巡る大統領令に懸念を表明する公開書簡を回覧した17年2月2日。
フェスブックは最新の事件に対応し、アプリ開発業者による「違反を検知・防止する」能力が著しく向上したとの見解を示した。
Bad News
Negative sentiment for Facebook is at its highest point in more than a year
原題:Facebook Is Catching Heat on Twitter Over Data Safety Oversight(抜粋)
参照元 : bloomberg
Facebookの個人情報は、アメリカに抜かれ、LINEは韓国に抜かれ・・・って、その大前提で、無料だからで、許されてることを、皆様、知っておかねば。
— 小幡万里子 (@suuhaa) 2018年3月20日
タダより怖いものはない。 https://t.co/Q5eb9RJLz2