バブルマン:体中を泡のような疣で覆われた男性が子供のために顔を公開―インドネシア

2015-10-26_210723

The Sun(英)News.com.au(豪) ほか―
体中を泡のような疣で覆われる奇病にかかった男性が、同じ病気を発症し始めた子供のために、治療法を見いだしてもらうべく、その顔を世界に向けて公開しました。

顔を公開したのは、インドネシアに住むチャンドラ・ウィスヌという名の57歳の男性で、地元の村では「バブルマン」と呼ばれる、無数の疣で覆われた容貌から、滅多に家を出ることはなく、出るときにはバラクラバ(目出し帽)にサングラス、ジャケットを3枚重ね着し、人目から逃れていたといいます。

疣はウィスヌが19歳のときに出現しました。それが24歳の頃には背中を覆い、32歳で全身を覆い尽くしました。最初は皮膚科に通わせ、クリームを塗るなど面倒をみていた両親も、症状が進むばかりのウィスヌにあきらめ、やがてウィスヌ自身もこの奇病と共生するための努力を放棄してしまいました。

まだ疣が体を覆い尽くす前に一緒になった妻、ナニクには、出て行くよう、そして二度と家には戻らないでほしいと訴えたウィスヌでしたが、妻はこれを拒絶。ウィスヌを見守り続けることを選び、これまで33年間連れ添い、4人の子を産みました。

しかし生活には困難が伴いました。

「他人から直接、嘲りをうけたということはないんだ。でも、僕のことをじっと観察して避ける。みんな僕に対してはよそよそしく振る舞うんだ。恐れているんだよね。僕のこの顔に怖がって病気が感染るんじゃないかと心配してる。だから僕も娘を学校に迎えに行くとき以外は滅多に外に出ない」

ウィスヌは語り、ナニクがこう付け足します。

「そう。それで学校に迎えに行くときは、お父さんの怖い顔を見て、娘が友だちにいじめられないよう、私が頭と顔を覆うの」

こうして人目を忍んだ生活を続けてきたウィスヌでしたが、最近になって、長男マルティン(32)と長女のリズに病気の兆しが現れたことから、自分と同じ運命の轍は踏ませないと決断。治療法を見いだしてもらうべく、世界に向けて顔を公開しました。

しかしながら、高額な医療費は払うことができないウィスヌは、子供たちの将来を心配しながらも治療よりも無料の処方を求めているということです。

参照元 : HEAVEN

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57 yr old Chandra Wisnu started noticing strange small bumps on his back that that looked like tiny bubbles.

Wisnu became known as the "Bubble Man" around his village, even though
he kept himself locked inside his house so no one could see him and his
pink tumors.

And when he did go out, he wore three jackets, a balaclava and sunglasses so he wouldn't frighten children.

"People
are afraid, they are frightened of my horrible face and worried they
might catch the disease," he told News.com.au. "So instead I avoid
people, I rarely go out except to pick up my daughter from school.
And when I do I cover my head and my face because I don't want my
daughter's friends to bully her for having 'the dad with the horrible
face'."

Meet the "Bubble Skin Man"