今夜NASAが超重大緊急発表! ついにケプラー望遠鏡が「第2の地球」「地球外生命体」を発見か!?

2016.05.10

「ケプラー探査機」――それは2009年にアメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げた宇宙望遠鏡だ。惑星の運動に関する法則を発見した天文学者ヨハネス・ケプラーの名前を冠し、地球の衛星軌道上ではなく、太陽周回軌道上に投入された画期的設備であり、そのミッションは太陽系の外にある地球型惑星の発見。究極的には人類の移住先候補となる惑星、すなわち「第2の地球」を見つけることを目的としている。

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そして数日前、NASAが突如として驚くべき予告を行った。なんと、東部夏時間(EDT)5月10日の午後1時に、ケプラー宇宙望遠鏡の最新成果について緊急報告会見を実施するというのだ。これは日本標準時で5月11日の午前2時、つまり本日深夜のことである。突然のニュースに世界中の天文ファンやUFO研究家らは驚愕、興奮を隠し切れずに会見の時を待っている状況だ。

■発見は地球外生命体? 第2の地球?

打ち上げ以来、実に440を超える太陽系外の恒星系、そして1000を上回る未知の惑星を発見してきたケプラー宇宙望遠鏡。しかし、新たな恒星系や惑星の発見などは当たり前、過去にその程度で大々的な会見が行われた例はない。そのため、一部のUFO調査団体などは「ついにケプラーが地球外生命体の存在をキャッチしたのではないか」「人類が居住できる環境にある惑星が見つかったのではないか」などと期待を寄せているようだ。

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もちろん、今夜の会見まで発表の内容はわからない。しかし、昨年9月にもNASAは宇宙に関する画期的発見を大々的に報告している。「火星に“液体の水”が存在することを裏づける観測結果が得られた」というニュースを覚えている読者も多いことだろう。これは、火星に生命が存在する可能性が飛躍的に高まったことを意味する。まさに、生命が存在する星が地球だけではないことを実感させられる出来事であったことは間違いない。人類にとって、地球外生命体の存在を受容するだけの“地ならし”は、すでに済んでいるようにも感じられる。

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■人類の宇宙観を拡げてきたケプラー宇宙望遠鏡

なお、これまでケプラー宇宙望遠鏡はたびたびの困難に見舞われており、先月にも原因不明のトラブルによって一時「緊急モード」で運用されていたことが発覚している。“とっておきの発見”を大々的に発表することによって、このような不名誉を挽回しようというNASAの意図も見え隠れする。

とはいえ、地球と似た環境にある惑星が無数に存在するという衝撃の事実を人類に教えてくれたのは、ケプラー宇宙望遠鏡にほかならない。しかも、これまでは「宇宙のどこかにいるかもしれない」と考えられてきた地球外生命体が、「意外と近くにいそうだ」と認識されるに至ったのは、ケプラーの功績なのだ。

今夜、そんなケプラー宇宙望遠鏡の最新成果が緊急報告される。ついに地球外生命体の存在が確認されたのか? それとも「第2の地球」が発見されたのか? まさか、誰にも想像すらできなかった驚愕の事実が公開されるのか? 歴史的な発表となるかもしれない。

(編集部)

※NASAによる緊急会見生放送ページ

参考:「NASA」、「EXPRESS」、「techradar」、ほか

参照元 : TOCANA




NASA to Announce Latest Kepler Discoveries During Media Teleconference

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Artist's concept of NASA's Kepler space telescope. Image credit: NASA/JPL-Caltech › Full image and caption NASA will host a news teleconference at 10 a.m. PDT (1 p.m. EDT) Tuesday, May 10 to announce the latest discoveries made by its planet-hunting mission, the Kepler Space Telescope.

The briefing participants are:

•Paul Hertz, Astrophysics Division director at NASA Headquarters in Washington •Timothy Morton, associate research scholar at Princeton University in New Jersey •Natalie Batalha, Kepler mission scientist at NASA's Ames Research Center in Moffett Field, California •Charlie Sobeck, Kepler/K2 mission manager at Ames

The teleconference audio and visuals will be streamed live at:

When Kepler was launched in March 2009, scientists did not know how common planets were outside our solar system. Thanks to Kepler's treasure trove of discoveries, astronomers now believe there may be at least one planet orbiting every star in the sky.

Kepler completed its prime mission in 2012, and collected data for an additional year in an extended mission. In 2014, the spacecraft began a new extended mission called K2. K2 continues the search for exoplanets while introducing new research opportunities to study young stars, supernovae and other cosmic phenomenon.

Ames manages the Kepler and K2 missions for NASA's Science Mission Directorate. NASA's Jet Propulsion Laboratory in Pasadena, California, managed Kepler mission development. Ball Aerospace & Technologies Corporation operates the flight system with support from the Laboratory for Atmospheric and Space Physics at the University of Colorado in Boulder.

For more information about NASA's Kepler mission, visit:

nasa

参照元 : nasa gov news