てんかんの少女、医療用大麻で安眠を手にいれる メキシコ

2015年11月20日(金)9時9分配信

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【11月20日 AFP】メキシコ政府は9月8日、1日に400回以上のてんかん発作に見舞われている8歳の少女に対し、例外的な措置として、大麻の使用を認めた。この少女は1か月前に大麻ベースの薬品の使用を開始し、ついに一晩ぐっすりと眠ることができるようになった。12日撮影。(c)AFPBB News

参照元 : AFPBB News




米政府が大麻でガン細胞が消滅することを認める

2015-08-28 05:38:19

カンナビス(大麻)がガン細胞を殺すことを、ようやく米政府が認める

US government finally admits that cannabis kills cancer cells

2015年8月22日【Mirror】より翻訳

カンナビスがガン細胞を殺す、という地球が揺らぐような主張を、アメリカ政府が自らの地位を利用してまで支援することとなった。

これまでヒッピーや陰謀論者、そして一部の科学者までがみんな揃ってカンナビスという薬草を吸ったり、あるいは食することで医学的な効能があると主張し続けている。

グローバル・ヘルス(global health)の見積りによると、世界中で一日あたり2万人がガンによって死亡しているという。

マリファナに含まれる重要な有効成分には、結腸ガン、肝臓ガン、乳がんそしてその他、複数のガンと闘う効果があることが発見されている。

またカンナビジオールは抗がん剤の効果を、性質の悪い副作用なしで強化させることも示唆されている。

アメリカ政府のCancer.orgのウェブサイト上では、ある健康研究家が次のように主張している。

「ネズミやラットを使用した研究では、カンナビジオールが、腫瘍細胞の死亡の原因となり、細胞の成長を阻害し、そして腫瘍が成長するために必要な欠陥の発育を阻害することによって腫瘍増殖を抑制する可能性があることが明らかにされています。

実験室および動物実験からは、カンナビジオールがガン細胞を殺し、健康な細胞を保護している可能性があることを示しています」

「ネズミに対する実験では、カンナビジオールは結腸を炎症から保護し、結腸癌のリスクを下げる潜在力があることが判明しています」

「実験室での研究では、肝細胞ガンの中に入れられたデルタ-9-THC(訳注:カンナビスの酩酊成分)が、ガン細胞を破壊、あるいは殺していることが確認されました。

同実験では、非検体のネズミの中の肝臓ガンのΔ(デルタ)-9-THCには、抗がんの効果があることが明らかになっています」

(翻訳終了)

参照元 : US government finally admits that cannabis kills cancer cells

「ガンには様々な治療方法が存在しているが、ガンは一年1,600億ドル(約9兆円)相当のビジネス。そのため、そういった治療法が抑圧されていると言ったら、あなたはどう考えますか?」

【補足】

カンナビジオール(Cannabidiol、CBD)とは、ヘンプ・大麻草に含まれている成分の一種で、酩酊作用のないものをさします。

一方、本文の最期にあるΔ(デルタ)-9-THCとは大麻草に含まれている酩酊作用のある成分で、つまり精神に変容をきたす、あるいは「ハイになる」作用のあるものです。一般的には単にTHCとだけ呼ばれることも。

CBDオイルには酩酊作用のある成分が含まれていないので、今の日本でも合法的な購入が可能です。

カンナビスオイルの医療利用を推進しているカナダのリック・シンプソン氏も自らがガンから生還した方ですが、彼は酩酊成分の含まれていないものについての意見を聞かれた際に、「このハイになるのがまた、機能の一部なんじゃないか」とも答えていたり、THCだけを扱った実験ではCBDとはまた異なった結果も出ており、このあたりは更なる研究を待つしかないというところでしょうか。

医療大麻に限定しての合法化を求める動きもありますが、一部の大手製薬企業がいろいろと手を加えすぎたのか、製薬にまでなると効果がなくなったという例も一部ではあり、さらにモンサント社が医療大麻に参入したりもしていますので、所持・使用だけでなく栽培も含めた合法化で、各個人が必要な薬を作れるようになるのが一番かと思います。

参照元 : 世界の裏側ニュース