大阪の飛び降り巻き添え事故、路上歩いていた女子大生が死亡

2020/10/24(土) 21:13配信

大阪市北区の商業施設「HEP(ヘップ) FIVE(ファイブ)」で23日夕、大阪府内の男子高校生が転落し、路上にいた女性が巻き添えになる事故があった。

男子生徒は23日、女性は24日にそれぞれ搬送先の病院で死亡。大阪府警曽根崎署は防犯カメラの映像などから、男子生徒が施設の屋上から自ら飛び降り、入り口前の路上を歩いていた女性が巻き添えになったとみている。

死亡したのは大阪府内に住む府立高校の男子生徒(17)と兵庫県加古川市の大学生古川賀子(かこ)さん(19)。

施設の防犯カメラには、事故直前に男子生徒とみられる人物が従業員専用のスペースに入り、エレベーターで最上階の10階に上がる様子が映っていた。

その後、非常時に壊して解錠できるドアを開けて、屋上に出たとみられる。

捜査関係者によると、施設の屋上に男子生徒の学生証が入ったかばんが残されていたが、遺書などはなく、いじめなどのトラブルも確認されていないという。古川さんは買い物のため知人女性と路上を歩いていた。

施設を所有する阪急阪神不動産の広報担当者は「従業員スペースに部外者が立ち入れないよう対策を検討している」としている。

参照元 : 読売新聞


転落巻き添えで女性死亡 「あまりにも気の毒」「理不尽だ」 知人ら沈痛

2020/10/24(土) 22:15配信

大阪・梅田で23日夕、商業施設「HEP FIVE(ヘップファイブ)」(10階建て)から転落した男子高校生(17)とぶつかり、兵庫県加古川市の大学2年の女子学生(19)が死亡した事故。

「かわいらしくておとなしい子だった。あまりにも気の毒で言葉もない」。女性と娘が同級生だったという50代女性は、突然の悲報に沈痛な表情を浮かべた。

たまたま繁華街を歩いていて巻き添えになり、命を落とした女性。大阪府警や知人らによると、兵庫県加古川市のマンションで両親や妹と暮らし、兵庫県内の大学に通っていたという。近所の50代の女性は「妹の面倒をよく見ていて、感じの良い子だった。本当なのかと驚いている」と信じられない様子だった。

一方、大阪・梅田の中心部にあるヘップファイブ周辺は、24日も大勢の買い物客らが行き交い、上空を見上げる人の姿もみられた。

女性が巻き添えになったのと同じ午後6時前、友人と待ち合わせをしていた女子大学生(19)は「ニュースで知って助かってほしいと思っていたので、本当にかわいそう」と話し、「ヘップ前は待ち合わせの定番なので、誰もが被害に遭う可能性がある。注意して歩いていても防ぎようがないし、理不尽だ」と心境を吐露した。

大阪市内の女子高校生(18)は、「週末は梅田に来ることも多いし、ヘップファイブも利用するので恐ろしい」と話していた。

参照元 :
産経新聞












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