お地蔵さんの前で「宙に浮く謎の白い石」映像がSNSで公開され超話題!6つの要因を考察…超常現象か、科学か?

2019.08.18

お盆とはこの世に戻ってきたご先祖様の霊魂を供養する日本の伝統行事である。今年は少し長めに連休を取って、故郷のお墓参りをしたという方も多いだろう。そんな時期だからなのだろうか、お墓参りに行って奇妙な現象に出くわした……という話は後を絶たない。

そして今年は、石が宙に浮くという不思議な現象を捉えた動画がSNSにアップされ、大きな話題になっている。

■お墓参り中に現れた宙に浮く石

今年8月15日午前、Twitterに一本の不思議な動画が投稿された。投稿者がお墓参りに行った際に撮影したもので、お地蔵さんが立ち並ぶ広場で、小さな白い石がふわふわと浮き上がり、まるで羽虫のように宙を飛び回るという奇妙な現象を捉えた動画である。

側にいる男性が手を出したり軽く扇いで風を送ったりしても、軽快な小石の動きが影響を受けた様子はない。投稿者によれば、この近くには倒れた石碑があり、それを直したところ、小石は地面に落ちて動かなくなったとのことである。


2分ほどの動画の中には、男性が問題の石を手に乗せて指でつまんでいるシーンもある。手のひらの上で動きを止めた石はどう見てもただの小石にしか見えないが、再び地面に戻すと、またふわふわと宙に浮いて活発に動き回る。動画内では実に不思議な光景が繰り広げられている。

この投稿はたちまち大きな反響を呼び、ツイートは19日時点で8000回以上リツイートされ、2万件以上「いいね」されている。コメント欄ではこの謎めいた現象の謎をめぐって様々な意見が寄せられている。

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■正体は?

当然気になるのはその正体であるが、実は同様の現象は過去にも報告されており、その正体について次のような可能性が挙げられている。

(1) 糸のようなもので石を吊って動かしている。
(2) 動画編集により、吊っている糸を見えなくする細工を施している。
(3) クモが糸で石を吊っている。
(4) 心霊による一種のポルターガイスト現象。
(5) 目撃者の中に念力を使える者がいる。
(6) 未知の生物や妖精の可能性。

トリックを使った動画ではない場合、最も疑われるのは(3)クモが糸で石を吊っているという可能性だろう。空中の巣から地面まで伸ばした糸が小石にくっついてしまい、巣の動きに合わせて石が宙を舞うように動くという事例は過去にも観察されているという。石碑を直したら地面に落ちたという証言から、クモの巣はその石碑から伸びていたのかもしれない。

ただ前述したように、動画の小石は人間の手につままれた後も、地面に戻ったとたんに再び動き始めている。また、1:28秒ごろにも問題の石とは別の石(画面中央の丸い大きな石の左下あたり)が動いているのも確認できる。クモの巣を原因とするには謎が多いのである。

ツイッターでは「ケサランパサラン」と呼ばれる白い毛玉のような妖精という意見が出ている他、近くにいる思春期の少年少女が念力で飛ばしている可能性(ポルターガイスト説)などが考えられる。しかし、未知の超常現象という可能性も捨てきれない。お盆という時期に撮影されたことを合わせても実に不思議で、非常に興味深い動画である。

参考:「Twitter」「Happism」ほか

参照元 : TOCANA


宙に浮く石(フライング・ストーン)

石を浮かせているのは「クモの糸」だといいます。石がクモの糸に絡まって宙に浮いているように見えるのだそうです。

とはいえクモの糸はかなり細いイメージがありますから、そんなもので石が浮かせられるのかと思ってしまいます。ですが調べてみると実は意外と強度があるようなのです。

「鋼鉄超える強度とナイロン顔負けの伸縮性 世界初『クモの糸』量産化」

念のため、クモの糸の研究で有名な奈良県立医科大学の名誉教授、大崎茂芳さんにも今回の件についてご意見を伺ってみました。すると現象自体はそれほど不思議ではないとのことでした。どうやらクモの糸で石を浮かせることは可能なようです。







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