向精神薬 不正譲渡の疑い 精神科医を追送検

2018/6/13(水) 19:20配信

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九州厚生局・麻薬取締部は13日、患者を診察しないまま営利目的で向精神薬を譲り渡した疑いで、鹿児島市の精神科の医師を鹿児島地方検察庁に追送検しました。

麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで追送検されたのは、鹿児島市常盤1丁目の精神科医・山口龍郎容疑者(45)です。

九州厚生局・麻薬取締部によりますと山口容疑者は、鹿児島市などで精神科クリニックを経営していた2015年5月から去年3月までの間に、患者を診察をしていないにもかかわらず診療報酬を得る目的で、向精神薬合わせておよそ470錠を譲り渡した疑いがもたれています。取り調べに対し、山口容疑者は黙秘しているということです。

山口容疑者は同様の容疑でこれまで2回逮捕されているほか、診療報酬をだましとった詐欺の疑いで逮捕・起訴されています。麻薬取締部は、山口容疑者が少なくとも数十人に向精神薬を不正に譲り渡していたものとみて余罪を調べています。

参照元 : MBC南日本放送

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