ドン・ファン怪死、「殺人容疑」でガサが入った幼妻の新宿マンション “姉がいる”の嘘

2018/6/13(水) 8:01配信

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「55歳差」というインパクトがもたらす憶測や懸念をものともせず、運命の出会いを経て結ばれたご両人。それが僅か数カ月で、幸せな時間の消失を余儀なくされたのだから、残酷と言うほかない。

にもかかわらず、悲嘆に暮れるべき妻には目下、あろうことか重大な嫌疑がかけられているのだ。

掲載の写真をご覧頂きたい。日時は6月2日の昼前、東京・東新宿での光景である。オーバル型サングラスとマスクで“武装”し、派手な柄の上着を羽織った女性が、擦り切れたジーンズ姿で堂々と歩を進めていく。右手には、自身の部屋の鍵がしっかり握られていた。

さる5月24日の夜に急死し、その後の解剖で遺体から多量の覚醒剤成分が検出された「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助氏(享年77)の幼妻・Sさん(22)である。

写真で、Sさんの傍らを歩くのは女性警察官。今まさしく、眼前の彼女の自宅マンションに被疑者不詳のまま殺人容疑で、和歌山県警の家宅捜索が入らんとする場面なのである。

現場で取材した記者が言う。

「この日は和歌山ナンバーのミニバンでSさんと女性警官が到着。続いて大型のスーツケースやプラスチックケースを持った県警の捜査員ら計10人余りが、次々とマンションに吸い込まれて行きました」

大通りに面した13階建ての高層マンションは、築1年半と新しく、Sさんの住む部屋は、約24平方メートルのワンルームで、家賃はおよそ14万円。近隣の不動産業者に聞くと、

「一般的な分譲賃貸に比べ、投資目的のオーナーが多い物件。入居審査は緩やかで、新宿で働く水商売の方も多く住んでいます」

@とのことで、今年2月に野崎氏と結婚し、和歌山県田辺市で新婚生活を始めたのちも、Sさんは賃貸を解約することなく東京の“別宅”をキープし続けていた。野崎氏の知人によれば、

「その理由について、Sさんは『姉が一緒に暮らしているから』と野崎さんに話していたのですが、実際はお姉さんは故郷の札幌にいる。どうしてそんな言い訳をしていたのかは知る由もありませんが……」

ともあれ、2日の家宅捜索は8時間に及んだ。先の記者が続けて、

「捜査員が続々と出てきたのは19時過ぎ。段ボール箱が5つほど、そして炊飯器などの入った大きなビニール袋も運び出されていきました」

県警は野崎氏の死亡直後から、Sさんをはじめ60代の家政婦、さらには経営する会社の従業員などを次々と事情聴取。尿検査や口腔のDNA採取、注射痕まで調べるなど、殺人を視野に捜査を進めてきた。その一環で、Sさんの別宅にも手が及んだというわけである。

ドン・ファン変死の状況
“ドン・ファン”の変死した状況について、いま一度振り返ってみると、

「24日は、いつもと同じく未明に起きて会社で仕事をこなし、昼には自宅に戻って家政婦さんの作ったしゃぶしゃぶを夫婦で食べ、日課の昼寝をしています。目が覚めたのち、大好きな相撲をSさんとテレビ観戦しながら夕食を摂るのですが、家政婦さんの作り置いていたうどんは、食べずじまいでした」(会社関係者)

この家政婦は、夕食時には夫婦水入らずとなるよう気を利かせて外出するのが常だったという。すなわち「ラブラブタイム」なるもので、当日も16時頃から4時間ほど不在にしていた。

その間、自宅では夫婦2人きり。うどんには手をつけず、ビール中瓶を半分ほど空けたところで、野崎氏は2階へと引き上げていく。残ったSさんは、ひとり居間でバラエティ番組を見ながら過ごしていたというのだが、

「20時頃、2階から物音が聞こえたのですが、Sさんは気に留めず、テレビを見続けていた。それから2時間ほど経ち、帰宅していた家政婦さんに休むよう促されて2階へ上がると、変わり果てた社長の姿があったというのです」(同)

野崎氏は風呂上がりらしく、ソファに寄りかかる姿勢で裸のまま絶命していた。すでに死後硬直が始まっており、周囲には紫色を帯びた吐瀉物が確認されたという。

元東京都監察医務院長の上野正彦氏が言う。

「ランナーが急死した場合などは死後硬直がすぐ始まることもありますが、ビールを飲んでお風呂に入って、というリラックスした状態であれば、通常のように死後1〜2時間で始まると見て間違いありません」

また、薬物に詳しい高野ビルクリニックの冨名腰(ふなこし)文人院長によれば、

「高濃度の覚醒剤を経口摂取すると、胃の内部で出血するおそれがあります。吐瀉物が紫色だったというのなら、血液が胃酸の影響で赤黒く変色した可能性もあります」

とすれば、やはり20時の物音が何らかのシグナルであったと見るべきだろう。

「週刊新潮」2018年6月14日号 掲載

参照元 : デイリー新潮


紀州のドン・ファン怪死 愛犬イブから覚せい剤反応か いよいよ殺人事件へ〈週刊朝日〉

2018/6/13(水) 19:36配信

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紀州のドン・ファンこと野崎幸助さん(77)が急性覚せい剤中毒で「怪死」して3週間が経過したが、「事実は小説より奇なり」の展開となってきた。

和歌山県警は6月7日に、3回目となる、野崎さんの自宅を家宅捜索するとともに、5月6日に同じく“怪死”した愛犬、イブちゃんの土葬された、亡骸を掘り出した。

生前、野崎さんは知人らに赤い引っ掻き傷が残る胸元を見せながら、「イブちゃんはなぜあんなに苦しんで死んだんだ。イブちゃんは私の胸を掻き毟って死んでいった。おかしい」と繰り返し訴えていたという。「あの時、死因を調べていれば、野崎さんが亡くなることもなかったと思うと残念でなりません」(知人)

県警は現在、イブちゃんの遺骸から覚せい剤の成分が検出されるかなどを鑑定中だ。

「死後、1カ月ぐらい経過しているが、鑑定に支障はない。イブちゃんの亡骸の周囲の土なども持ち帰った。実はイブちゃんの遺骸から覚せい剤の成分とみられる反応が出ている。確定的な鑑定結果はまだ先になるが、イブちゃんも覚せい剤で殺害されたとみて、おかしくない所見が明らかになっている」(捜査関係者)

イブちゃんの鑑定は、大阪の獣医学の専門家に依頼して、進めているという。

捜査関係者によれば、イブちゃんの亡骸の保存状態は非常によかったという。その理由を野崎さんの会社の従業員がこう明かす。

「防腐用に石灰を事前に撒き、イブちゃんの遺体にサラシを撒き、土葬しました。社長は土葬にこだわった。社長は自分のお母さんが大好き。お母さんも土葬だったため、イブちゃんもそうしたかったようでした。自分の家の庭に埋めると言い出し、周囲は衛生面などから反対。奥さんも反対したのですが、社長は譲らず、『エルメスの箱に入れて埋める』と言い出した。造園業者にお願いして掘ってもらった穴は深さ1.3メートルくらい。けど、穴のサイズが小さく、箱に入れたままではイブちゃんの亡骸を土葬できなかった。そこで、社長のいない間に亡骸を箱から出してサラシを撒いたまま、土葬しました」

愛犬、イブちゃんも覚せい剤が原因で死亡したとなると、殺人事件の可能性が高まってくる。

「覚せい剤が共通点となると、野崎さんとイブちゃん、どちらにも近づける人物の犯行と考えられる。犯人をぐっと絞り込む捜査になっていくだろう。野崎さんの自宅や会社には数多くの防犯カメラが設置されている。今、その映像を出してもらい、調べている」(前出の捜査関係者)

また、野崎さんには注射器などを使った形跡がなく、大量の覚せい剤を摂取した原因は、食べ物や飲み物などに入れられたものを口から摂取したとみられている。和歌山県警は野崎さんの会社から中瓶のビール瓶約2400本を押収している。

「社長が亡くなった時に飲んだビール瓶を誰が、会社に持ち帰ったのかなど、かなり詳細に事情を聞かれました。ビール瓶はこちらから大きなトラックに積み込み、警察に運びました。向こうにはフォークリフトがなく、15人ほどの警官が人海戦術でトラックからおろしていた」(従業員)

前出の野崎さんの知人はこう振り返る。

「野崎さんは報じられている通り、おむつが手放せなかった。その上、エルメスの香水を愛用しているので異様な匂いがいつも周囲で漂っていた。先日、野崎さんの会社に行ったが、今も野崎さんの残り香があり、まだ生きているような気がした」

果たして野崎さんの死のミステリーが解ける日が来るのか。(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事

参照元 : Dot.

紀州のドンファンの22歳妻を直撃する阿部リポーター