交番で撃たれ?警官死亡 滋賀・同僚が行方不明

2018/4/11(水) 22:55配信

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11日午後8時50分ごろ、彦根市のJR河瀬駅東口の彦根署河瀬駅前交番で、「人が血を流して倒れている」と、彦根署から119番通報があった。救急隊が男性警察官一人を市内の病院に搬送した。

滋賀県警によると、搬送された警察官は同交番に勤務する井本光巡査部長(41)で、頭と背中から血を流していた。傷跡から、拳銃で撃たれたとみられる。井本巡査部長は死亡した。同交番に勤務していた同僚の男性巡査(19)が行方不明になっており、県警では、何らかの事情を知っているとみて行方を追っている。

また、同日午後8時20分ごろ、愛荘町の田んぼに同交番のパトカーが突っ込んでいるのが見つかった。県警で関連を調べている。県警によると、行方が分からない巡査が乗っていた可能性があるという。

交番の隣に住む自営業の男性(46)は「家族とテレビを見ていてパトカーや救急車が来ているので何かとは思ったが、いつものことかと思っていた。まだ逃げているということで不安だ。身近な所でこんなことが起こるなんて」と驚いた様子で語っていた。

参照元 : 京都新聞