あおり運転からの殴る蹴る…男子学生を襲った恐怖の2キロ

2018/1/18 09:26

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男子大学生はあまりの恐怖におののいたという。

鹿児島市内で軽自動車を強引に停車させ、運転手の大学生(19)に暴行を加え、全治10日間のケガを負わせたとして、鹿児島県警は15日、傷害などの疑いでいずれも解体作業員の宮薗一真(28)、山元尚吾(28)両容疑者を逮捕した。

昨年12月15日の夜、宮薗容疑者と山元容疑者の2人は市内の繁華街「天文館」で酒を飲み、コインパーキングに止めていた車に乗り込んで自宅へ向かった。車は山元容疑者の父親が車検に出した代車で、宮薗容疑者が運転し、山元容疑者は助手席に座っていた。宮薗容疑者は無免許だった。

2人の自宅は市内南部にあり、片側3車線の国道225号を南下。大学生のAさんは2人の車の前を走行していた。交差点に差しかかったところで、信号が変わったため、Aさんはブレーキを踏んで減速。そこへ2人の車が割り込むように前に入ってきた。すでに日付は変わり、他の車線も空いているというのに、なぜわざわざ前につけるのか、Aさんは不思議に思ったという。

100メートルほど走ったところで、Aさんは助手席の友人を降ろした。その間、2人の車は先行しているはずだったが、次の交差点で停車していた。「あっ、さっきの車」だと思ったAさんは、注意を促すつもりでパッシングした。

その瞬間、2人は激高したようで、Aさんの進路妨害をして行く手を阻もうとした。そのまま幹線道路を走行し続けたが、幅寄せ、減速、進路妨害が繰り返され、抜くに抜けなかったため、不安になったAさんは進路を変え、急に右折した。それに気づいた2人は「右折したぞ。逃げた、逃げた。Uターン、Uターン」と叫びながら、猛スピードで追いかけてきた。慌てて逃げ惑うAさん。2人の車はピタッとAさんの後ろにつけ、あおりまくってきた。

執拗なまでに追いかけられ、いよいよ怖くなったAさんは、無我夢中で集合住宅の駐車場に逃げ込んだ。およそ2キロにわたって追いかけ回されたという。

「車から降りてきた宮薗容疑者は大きな声を出しながら、手と足で運転席のガラスを叩き割ろうとした。しかし素手では割れなかったため、いったん車に戻った。Aさんはすぐに携帯電話で『ヤンキーに絡まれています』と110番。再び目の前に姿を現した宮薗容疑者は手にしたレンチを振り上げ、窓ガラスを叩き割った。割れた窓から体を突っ込んでAさんを殴り、ドアロックを解除して車から引きずり降ろした。アスファルトの駐車場で頭を踏みつけ、もうボッコボコに殴る蹴るの暴行を加えたのです。Aさんは頭からダラダラと血を流し、着衣には血痕が付着していたそうです」(捜査事情通)

捜査員が駆け付けたころには2人は現場から逃走し、再び宮薗容疑者がハンドルを握って帰宅。山元容疑者が運転を代わり、自宅に向かって県道を走行中、横断していた42歳の会社員をひき逃げし、逃走したという。通報から約30分後のことだった。

2人は「パッシングされて腹が立った」と供述しているそうだが、一歩間違えたら大事故につながっていたかもしれない。

「あおり運転が社会問題になっているとか、そんなことを気にするような連中ではない。相当なワルで、宮薗容疑者は首や体に入れ墨が入っている。前科モノですよ」(地元関係者)

パッシングしただけでこんな目に遭わされたらたまらない。

参照元 : 日刊ゲンダイ

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