バルセロナでテロ 車突入13人死亡か 武装男が店侵入との情報も

2017.8.18 02:45

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【ベルリン=宮下日出男】スペイン北東部バルセロナで17日午後5時(日本時間18日午前0時)ごろ、群衆に小型トラックが突っ込み、地元警察によると1人死亡、32人が負傷し、うち10人が重体という。死者は13人との報道もある。警察当局はテロとみて捜査を始めた。

地元メディアによると、銃を持った男が近くのバーに侵入し立てこもっているとの情報もあり、車で群衆をはねた後、逃走した容疑者の可能性がある。

現場はバルセロナ中心部のランブラス通り。カタルーニャ広場に通じる約1・2キロの並木道でレストランやホテル、商店が並ぶ。バルセロナは、世界遺産サグラダ・ファミリア(聖家族教会)などで知られる建築家、ガウディの作品が建ち、世界中から観光客が訪れ、日本人観光客も多い。

在バルセロナ日本領事館によると、これまでのところ日本人が被害に遭ったとの情報はないが、確認を急いでいる。

スペイン国内では2004年3月、マドリード市内で191人が死亡し、1800人以上が負傷する列車爆破テロ事件が発生。イスラム過激派が犯行声明を出した。同テロ事件以降、スペイン国内でイスラム過激派によるテロ事件は起きていない。

一方、欧州では近年、トラックや自動車を使ったテロ事件が頻発している。16年7月にはフランス南部ニースで、同年12月には独ベルリンで、今年3月と6月には英ロンドンでも車両を使用したテロが相次ぎ発生した。

参照元 : 産経新聞




バルセロナでテロ 歩道に車突入 13人死亡

2017年8月18日 00時54分

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【パリ賀有勇】スペインからの報道によると、北東部バルセロナの中心部のランブラス通りで、17日午後5時(日本時間18日午前0時)ごろ、歩道に小型トラックが突っ込んだ。ロイター通信などによると、13人が死亡、多数が負傷した。警察当局はテロとみて捜査を開始した。警察は現場付近を封鎖した。

武装した男2人がレストランに侵入したとの情報や、運転していた男が徒歩で逃走したとの情報もあるが、詳細は不明。

現場は、世界的な観光地のランブラス通り付近。救急車が多数駆け付け、救助作業を続けた。

欧州では最近、フランス南部ニース、ドイツの首都ベルリン、英ロンドンなど、通行人をはねるテロが相次いでいる。

参照元 : 毎日新聞







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バルセロナで大量轢殺テロ事件 イスラム国「IS」が犯行声明を 死亡者13名に

2017年 08月 17日 17時 24分

バルセロナの人気スポットであるランブラス通りで白いライトバンが普段、歩行者しか使えない中央部に乗り、600メートルぐらいに亘って数十人を轢いて、走行の末にキオスクと衝突した。また、利用されたライトバンの中にはアフリカ北部、モロッコ出身のDriss Oukabir氏のメリリャ発行スペインパスポートが発見されたが、本人自身はジローナ県・リポイ基礎自治体の警察署に出頭し、パスポートを盗まれたと訴える。

加害者は1人逮捕されたが、攻撃に参加した容疑者は他に2人がおり、そのうち1人が射殺され、1人が逃亡中。封鎖された中心街の交通は非常に制限されて、バルセロナ市へのアクセスに検問も敷いている。

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*Driss Oukabir氏のパスポートを利用してライトバンがレンタルされたが、本人が実行犯ではない模様。

既に現地メディアでは テロ攻撃として扱われており、現在まで死亡者13名、負傷者80名が確認されている。現在はメトロ、州立鉄道とRenfe鉄道はランブラス通りやグラシア通りなど付近の駅には止まらない。なお、イスラム国(IS)傘下のメディア、Amaq(アマック)によると、ISが攻撃を認めると伝えた。

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現在、州警察の「Mossos d'esquadra」が エリアを立入禁止にしており、救急車は負傷者の手当に向かっている。

今件のテロ攻撃は近年、ヨーロッパ他国にも発生した同様攻撃と酷似している。そのうち、最大の惨劇となったのは2016年7月14日、フランス南部・ニース市の遊歩道「プロムナード・デ・ザングレ」において、花火の見物をしていた人々の列にトラックが突っ込んだ事件である。少なくとも84人が死亡し、202人の負傷者が出た。



事件現場はこちらになります

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参照元 : pressdigitaljapan